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古今和歌集43
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水のほとりに梅の花さけりけるをよめる
   伊勢

春ごとに ながるる河を 花と見て
おられぬ水に 袖やぬれなむ

水辺に梅の花の咲いていたのをよんだ歌。

春のくるごとに流れる水に映っている梅の花を
実際の花と見まちがえて、折り取ろうとして折れない
川水で袖がぬれることであろうか。
by mteisi | 2010-06-06 19:38 | 古今和歌集


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