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古今和歌集118
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寛平の御時のきさいの宮の歌合のうた

吹く風と 谷の水とし なかりせば
み山がくれの 花を見ましや

寛平の御時の后宮の歌合に番(つか)われた歌。

吹き散らす風と、それを流し下す谷川とがもしなかったならば、
深山に人知れず咲く花をどうして見ることができようか。
とても見ることはできなかったであろう。
by mteisi | 2010-09-11 07:43 | 古今和歌集


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