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古今和歌集178
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おなじ御時、きさいの宮の歌合のうた
   藤原おきかぜ

契りけむ 心ぞつらき たなばたの
年にひとたび あふはあふかな

寛平の御時の后宮の歌合に番あ(つか)われた歌。

「一年に一度だけ逢おう」と約束したという
織女星の心がつれないことである。
一年にただ一度逢うのなど、逢うことになろうか、
逢う中には入らない。
by mteisi | 2010-11-27 07:29 | 古今和歌集


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