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ジャク・ニャク わかい・もしくは・したがう・なんじ

象形。
巫女(神に仕えて神のお告げを伝える女。みこ)が長い髪をなびかせ、
両手をあげて舞いながら神に祈り、神託(神のお告げ)を求めている形。
のちに神への祈りの文である祝詞を入れる器(口・サイ)を加え、
祝詞を唱えて祈ることを示す。
振りかざした両手の形が今の字形では、草かんむりになっている。
神託を求めて祈る巫女に神が乗り移って神意が伝えられ、
うっとりとした状態にあることを示すのが若である。
伝えられた神意をそのまま伝達することを「若(かく)のごとし」といい、
神意に従うことから、「したがう」の意味となる。
神託を求める巫女が若い巫女であったので、「わかい」の意味にも
用いられるようになったのであろう。
by mteisi | 2013-11-09 07:45 | 語源で遊ぶ


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