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荘子
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四之六
匠石覺而診其夢、弟子曰、趣取无用、則爲社何邪、曰、密、若无言、彼亦直寄焉、

硝石、覚めて其の夢を診(つ)ぐ。弟子曰わく、趣(すす)みて無用を取りながら、則ち社と為るは何ぞやと。曰わく、密なれ。若言うこと無かれ。彼れ亦直焉(ただこ)れに寄れるのみ。

棟梁の石は目が覚めると、その夢のことを話して聞かせた。すると弟子がたずねた、「自分から無用でありたいと求めていながら、社の神木などになったのは、どうしてでしょうか。」石は答えた、「静に! お前、つまらないこと言うでない。あの木はただ神木の形を借りているだけだ。
by mteisi | 2016-02-06 07:41 | 荘子


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