人気ブログランキング | 話題のタグを見る
萬葉集333
萬葉集333_c0169176_7511741.jpg

阿部郎女答歌一首
吾以在 三相二搓流 絲用而 附手益物 今曾悔寸
吾が持てる 三つあひに搓れる 絲もちて つけてましもの 今ぞ悔しき
大納言兼大将軍大伴卿歌一首
神樹尒毛 手者觸云乎 打細丹 人妻跡云者 不觸物可聞
神樹にも 手は觸るといふを うつたへに 人妻と云へば 觸れぬものかも

澤瀉久孝著「万葉集注釈」4より
by mteisi | 2016-06-11 08:03 | 萬葉集


<< 宇      荘子275 >>