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孔子34
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子夏問曰、巧笑倩兮、美目盼兮、素以爲絢兮、何謂也、子曰、絵事後素、曰禮後素、曰禮後乎、子曰、起与者商也、始可與言詩已矣、
子夏問うて曰わく、巧笑倩たり、美目盼たり、素以て絢を為すとは、何の謂いぞや、子の曰わく、絵の事は素を後にす。曰わく、礼は後か。子の曰わく、予れを起こす者は商なり。始めて与に詩を言うべきのみ。
子夏が「『笑まい可愛いや口もとえくぼ、目もと美しぱっちりと、白さで美しさをしあげたよ。』というのは、どういう意味でしょうか。」とおたずねした。先生は「絵のばあいに白い胡粉であとしあげをする[ようなものだ]。」といわれると、「[まごころを本に、]礼であとしあげでしょうか。」といった。先生はいわれた、「自分を啓発してくれるのは商だよ。それでこそいっしょに詩を作ることができるね。」
by mteisi | 2016-09-11 07:33 | 孔子


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