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孔子88
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廿七
之曰、君子博學於文、約之以禮、亦可以弗畔矣夫、
子の曰わく、君子、博く文を学びて、これを約するに礼を以てせば、亦た以て畔かざるべきか。
先生がいわれた、「君子はひろく書物を読んで、それを礼[の実践]でひきしめていくなら、道にそむかないでおれるだろうね。」

廿八
子見南子、子路不説、夫子矢之曰、予所否者、天厭之、天厭之、
子、南子を見る。子路説ばず。夫子これに矢って曰わく、予が否き所の者は、天これを厭たん、天これを厭たん。
先生が南子にあわれた。子路はおもしろくなかった。先生は誓いをされて「自らによくないことがあれば、天が見すてるであろ、、天が見すてるであろう。」といわれた。

廿九
子曰、中庸之爲徳也、其至矣乎、民鮮久矣、
子の曰わく、中庸の徳たるや、其れ至れるかな。民鮮なきこと久し。
先生がいわれた、「中庸之道徳としての価値は、いかにも最上だね。だが、人民のあいだのとぼしくなってから久しいことだ。」
by mteisi | 2016-11-04 07:36 | 孔子


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