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孔子214
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廿二
子曰、南人有言、曰、人而無恆、不可以巫醫、善夫、不恆其徳、或承之羞、子曰、不占而已矣、
子の曰わく、南人、言えること有り。曰わく、人にして恆なくんば、以て巫醫をなすべからずと。善いかな。其の徳を恒にせざれば、或るいはこれに羞を承めん。子の曰わく、占わざるのみ。
先生がいわれた、「南方の人のことばに、『人として一定した心がないと巫の占いも医者の治療もうけられない。』とあるが、結構だね。」『その徳を一定にしなければ、いつも恥ずかしめを受ける。』[ということばについて]先生はいわれた、「占うまでもない[きまった]ことだよ。

廿三
子曰、君子和而不同、小人同而不和、
子の曰わく、君子は和して同ぜず、小人は同じて和せず。
先生がいわれた、「君子は人と調和するが雷同はしない。小人は雷同するが調和はしない。」
by mteisi | 2017-03-10 08:00 | 孔子


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