孔子277
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一之三
危而不持、顛而不扶、則將焉用彼相矣、且爾言過矣、虎兕出於柙、龜玉毀於櫝中、是誰之過與、冉有曰、今夫顓臾固而近於費、今不取、後世必爲子孫憂、
危うくして持せず、顛って扶けずんば、則ち将た焉んぞ彼の相を用いん。且つ爾の言は過てり。虎兕、柙より出で、亀玉、櫝中に毀るれば、是れ誰の過ちぞや。冉有曰わく、今夫れ顓臾は固くして費に近し。今取らずんば、後世必ず子孫の憂いと為らん。
危なくてもささえることをせず、ころんでも助けることをしないというのでは、一体あの助け役も何の必要があろう。それにお前の言葉はまちがっている。虎や野牛が檻から逃げだしたり、亀の甲や宝玉が箱の中でこわれたりしたら、これはだれのあやまちかね。」冉有がいった、「[しかし先生、]いまのあの顓臾は堅固な備えで[季氏の領地である]費の町の近くにおりますから、今のうちに取っておかないと後世にはきっと子孫の心配ごととなりましょう。」
by mteisi | 2017-05-13 08:14 | 孔子


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