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孔子296
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論語巻第九
陽貨第十七
一之一
陽貨欲見孔子、孔子不見、歸孔子豚、孔子時其亡也、而往拜之、過諸塗、謂孔子曰、來、与與爾言、曰、懷其寶而迷其邦、可謂仁乎、
陽貨、孔子を見んと欲す。孔子見えず。孔子に豚を帰(おく)る。孔子其の亡きを時として往きてこれを拝す。塗に遇う。孔子に謂いて曰わく、来たれ。予れ爾と言わん。曰わく、其の宝を懐きて其の邦を迷わす、仁と謂うべきか。
陽貨が孔子に会いたいと思ったが、孔子は会われなかった。そこで孔子に豚を贈った。[留守中に贈って、お礼のあいさつに来のをつかまえようとしたのである。]孔子は陽貨の留守を見はからって、出かけていってあいさつされたが、途中で出あってしまった。孔子に向かっていうには、「さあ、わたしはあなたと話をしたい。一体、宝を胸にいだきながら国を乱れたままにしておいて、仁といえますか。
by mteisi | 2017-06-01 08:08 | 孔子


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