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孔子306
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子曰、小子、可莫學夫詩、詩可以興、可以觀、可以郡、可以怨、邇之事父、遠之事君、多識於鳥獸草木之名、
子の曰わく、小子、何ぞ夫の詩を学ぶこと莫きや。詩は以て興すべく、以て観るべく、以て郡すべく、以て怨むべし。邇くは父に事え、遠くは君に事え、多く鳥獸草木の名を識る。
先生がいわれた、「お前たち、どうしてあの詩というものを学ばないのだ。詩は心をふるいたたせるし、ものごとを観察させるし、人々といっしょに仲よく居らせるし、怨みごともうまくいわせるものだ。近いところでは父にお仕えし、遠いところでは君にお仕えする[こともできるそのうえに]鳥獸草木の名まえもたくさん覚えられる。」
by mteisi | 2017-06-11 08:21 | 孔子


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