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詩経109
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桑之落矣 其黄而隕  桑の落つる 其れ黄にして隕つ

自我徂爾 三歳食貧  我れ爾に徂きしより 三歳食貧し

淇水湯湯 漸車帷裳  淇水湯湯として 車の帷裳を漸す

女也不爽 士貳其行  女や爽はず 士は其の行を貳にす

士也罔極 二三其徳  士や罔極 其の徳を二三にす

桑の葉が散って落ちる 黄色くなって落ちてゆく

わたしがおまえのところに往ってから 三年の間貧乏暮らし

あふれる淇水の川の水に 車の垂れまで浸して帰ることになった

女は一図に働いたのに 男はだらしないことばかり

止め度もない男のだらしなさ ごまかしの多いそのふるまい


by mteisi | 2017-11-23 07:57 | 詩経


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