詩経122
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彼黍離離 彼稷之實  彼の黍離離たり 彼の稷の實

行邁靡靡 中心如噎  行き邁くこと靡靡たり 中心噎ぶが如し

知我者 謂我心憂   我を知る者は 我を心憂ふと謂ふ

不知我者 謂我何求  我を知らざる者は 我を何をか求むと謂う

悠悠蒼天 此何人哉  悠悠たる蒼天 此れ何人そや

あちらには黍が穂を垂れ こちらには稷が実っている

足も進まずにさまよい歩く 心の中は咽ぶようだ

わたしを知る者は 心の憂いを抱くからであるというであろう

わたしを知ってくれぬ人は わたしを何か探し求めているのであるというであろう

はるかなる蒼空よ 誰がこんなにしたのか


by mteisi | 2017-12-06 07:23 | 詩経


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