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大伴家持雨日聞霍公鳥喧歌一首
宇能花乃 過者惜香 霍公鳥 雨間毛不置 從此間喧渡
卯の花の 過ぎば惜しみか 霍公鳥 雨間もおかず こゆ鳴き渡る
橘歌一首
君家乃 花橘者 成尒家利 花有時尒 相益物乎
君が家の 花橘は 成りにけり 花なる時に あわましものを
澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より
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