ブリキの花入れ
手前味噌だが茶室の評判がいい。多くの方がお茶を飲んでくれている。
書はといえば、一人ひとりそれぞれ違って楽しい、との言葉をいただく。
でも、基本が出来ないとこんなふうに書いてはいけないと思ってある。
云われる意味は分かるが、それは間違っている。
手本に頼る書道教育の悪癖だろう。
真剣に古典を見、真剣に自分勝手に書けば、どうにかなる。
書は楽しく学びたい。
子ども達が作った手製本を見て、楽しそうというご意見をいただく。うれしいことだ。
だが、実際はそうとばかりはいえないかもしれない。
眉をしかめられるような書が多いことも確かだ。
私の教室の様子を見られると、子どもを預けるのに躊躇されるかもしれない。
ところで、ブリキの花入れ。
お茶の枝を入れてみた。アクロスの紋章
ブリキ板を折り曲げて、溶接で穴をあけただけ。切った竹を中に入れて、草花を活けてみた。
S字に曲げただけ。黒く見えるのは炎が当たった煤のあと。稲は
山の棚田で取れた稲。