カテゴリ:語源で遊ぶ( 1785 )
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カン すきま・あいだ・しずか
会意
旧字は閒に作り、
門と月からなる。
紹介のように金文は、
門の上に月を置いている。
月は肉で門中に肉をおいて祀り、
安静を祈願する意で、
間適・間静の意となる。
by mteisi | 2017-06-26 07:36 | 語源で遊ぶ
えい
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エイ にわび・ひあかり
象形
たいまつを交叉させた形。
字書にない字であるが、
金文にみえ、
榮の初文。
庭燎(にわび)の象形。
by mteisi | 2017-06-25 07:43 | 語源で遊ぶ
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カン とぶ・はね・ふで
声符はカン(朝の月が人)。
カンは高い旗竿に吹き流しのなびく形。
翰には高く飛ぶ意がある。
高飛する鳥の羽翯(はね)であるから、
直立強健の意がある。
のち筆毛の意から、
翰墨・文翰など文書・文筆の意に用いる。
by mteisi | 2017-06-24 07:45 | 語源で遊ぶ
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トウ・シヨウ・ヨウ ゆ・あらう
形声
声符は昜。
昜は台上に玉をおき、
その玉光が下方に放射する形で、
玉光を示す。
[論語、季氏]に
「不善を見ること探湯の如し」とあり、
盟神探湯(くかたち)の法が、
中国の古代にもあった。
卜の下に鼎と書き、
このテイがその方法を示す字であろう。
by mteisi | 2017-06-22 08:37 | 語源で遊ぶ
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トウ ぬすむ・とる
会意
旧字は盜に作り氵。
センと皿からなる。
おそらくはセンと血からなるものであろう。
センは人が口を開いて涎を垂らしている形。
皿はおそらく血で、
血盟に用いる盤中の血。
その血盟の盤に涎をそそいで、
盟誓を破棄する意をしめすものであるから、
盜とは血盟に離叛したもの、
その共同体の誓約に背くものをいう。
盜は社会的にも一つの立場をもつもので、
物を盗む盗人ではなかった。
by mteisi | 2017-06-21 07:54 | 語源で遊ぶ
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バイ うろたえる
形声
声符は貝。
[玉篇]に「狼狽なり」とあり、
狼・狽を獣の名とする。
狼は前二足が長く後二足は短く、
狽は前二足が短く後二足が長い。
それでこの両者は、
相助けなければ、
進退することができないという。
平衡を失うという状態をあらわす。
by mteisi | 2017-06-20 07:48 | 語源で遊ぶ
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レイ・ライ・レツ はげしい・はげむ・わるい・といし
会意
厂と萬からなる。
萬はさそりのような虫の形。
厂は崖下のような秘密のところ。
そのような窟室で、
この虫を蠱霊として呪詛することが、
原義であろう。
by mteisi | 2017-06-19 07:53 | 語源で遊ぶ
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ソウ しぬ・も・うしなう・ほろぼす
会意
哭と亡からなる。
哭は祝禱を収める口・サイを二つ並べ、
犬牲を供えて哀哭する意。
亡は死者の形。
サイを並べ犬牲を供えて死者に対して、
哀哭することをいう。
by mteisi | 2017-06-18 08:22 | 語源で遊ぶ
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ジュツ したがう・のべる
会意
朮と辵からなる。
辵は道路を行く意。
道路で呪霊をもつ獣である朮を用いて、
行路の安全を祈る呪的な行為をいう。
by mteisi | 2017-06-17 08:14 | 語源で遊ぶ
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ダツ とる・うばう・うしなう
会意
大と隹と寸からなる。
金文に見える初形は、
衣中に隹(とり)を加え、
下から手(又)で持つ形に作る。
人の死喪のときには、
種々の招魂儀礼が行われるが、
衣中に隹を加えるのは、
霊が鳥形霊になって脱去しようとすることを示し、
それを手で留める儀礼を奪というのだろう。
by mteisi | 2017-06-16 08:05 | 語源で遊ぶ