カテゴリ:古今和歌集( 1107 )
古今和歌集1111
c0169176_7395785.jpg
am7:17
明るいが雨が降りそうな雲のがもくもく

c0169176_739545.jpg


 つらゆき

みちしらばつみにもゆかむすみのえの
岸におふてふこひわすれぐさ

そこへ行く道さえわかっておれば、
摘み取りに行こうと思う。
住吉の岸に生えているという、
恋わすれ草を。
by mteisi | 2013-06-20 07:42 | 古今和歌集
古今和歌集1110
c0169176_775623.jpg
am6:34
荒れ模様の雲の動き。

c0169176_774733.jpg


そどほりひめのひとりゐて、みかどをこひたてまつりて

わがせこがくべきよひなりささがにも
くものふるまひかねてしるしも

衣通姫がただ一人いて、天皇を恋い奉ってよんだ歌。

私のいとしいせの君がこられそうな宵である。
蜘蛛のようすで、
あらかじめはっきりと知られることであるよ。
by mteisi | 2013-06-19 07:10 | 古今和歌集
古今和歌集1109
c0169176_7533750.jpg
am7:43
グレーが降りてきて、雲が面白い。

c0169176_7533222.jpg


返し、うねめのたてまつれる

山しなのおとはのたきのおとにだに
人のしるべくわがこひめやも

返歌、近江の采女の奉った歌。
山科の音羽の滝ではありませんが、
私は音(うわさ)にさえ、
人々に知られるような恋などいたしましょうか。
けっしていたしません。
by mteisi | 2013-06-18 07:57 | 古今和歌集
古今和歌集1108
c0169176_7401026.jpg
ma7:30
かろやかな雲に青い空。

c0169176_740785.jpg


いねがみのとこの山なるいさや河
おさとこたへよわがなもらすな

犬上のとこの山のふもとを流れている
いさや川ではないが、
だれに聞かれても「いさ知らず」と答えてください。
私の名を口外なさるな。
by mteisi | 2013-06-17 07:43 | 古今和歌集
古今和歌集1107
c0169176_636101.jpg
am6:18
青い空はさわやか。かすかな雲。

c0169176_63681.jpg


わぎもこにあふさか山のしのすすき
ほにはいでずもこひわたるかな

いとしい妻に逢うという名の、
逢坂山に生えているすすきの穂が出ないように、
顔色にこそ出さないが、
心の中で恋つづけていることである。
by mteisi | 2013-06-16 06:38 | 古今和歌集
古今和歌集1106
c0169176_745399.jpg
am7:25
雨降りの雲のかさなり。

c0169176_7453685.jpg


奥山の菅の根しのぎふる雪

けふ人をこふる心は大井河
ながるる水におとらざりけり

今日、あの人を私が恋しく思う心は、
大井川を、急流をなして流れる水の勢いに、
けっして劣るものではない。
by mteisi | 2013-06-15 07:47 | 古今和歌集
古今和歌集1105
c0169176_8101534.jpg
am7:51
霞のような雲の空。

c0169176_8101278.jpg


そめども あはた
 あやもち

うきめをばよそめとのみぞのがれゆく
雲のあはたつ山のふもとに

この世の憂き目をば、
よそめにばかり見ようと思って、
私はこの世から逃れて行くことである。
雲があわだっている山のふもとに向かって。
by mteisi | 2013-06-14 08:11 | 古今和歌集
古今和歌集1104
c0169176_7302649.jpg
am7:13
うすぼんやりのグレー。

c0169176_7302161.jpg


おきのゐ、みやこじま
 をののこまち

おきのゐて身をやくよりもかなしきは
宮こしまべのわかれなりけり

まっ赤におこった炭火が、
私の体をもっていて焼くよりも悲しいことは、
都と島辺との遠い離別であることよ。
by mteisi | 2013-06-13 07:32 | 古今和歌集
古今和歌集1103
c0169176_7443326.jpg
am7:23
青い空白い雲。

c0169176_7443121.jpg


くれのおも
 つらゆき

こし時とこひつつおればゆふぐれの
おもかげにのみ見えわらるかな

呉の母・懐香。ういきょうの古名。妙香。

あの人が以前に来てくれた時刻であると思って、
恋い慕っていたところ、
夕暮れの中にあの人の面影ばかりが、
いつまでも見えつづけることであるよ。
by mteisi | 2013-06-12 07:45 | 古今和歌集
古今和歌集1102
c0169176_791937.jpg
am6:49
鼠色の濃淡に空の色もまじって興がつきない。

c0169176_791748.jpg


 勝臣

かけりてもなにをかたものきても見む
からはほのほとなりにしものを

空を飛びかけっていっていても、
魂はなにももどって来て見るであろうか。
なきがらは、
すでに火葬で炎となってしまったのに。
by mteisi | 2013-06-11 07:12 | 古今和歌集