カテゴリ:萬葉集( 596 )
萬葉集590
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嶋隱 吾榜來者 乏毳 倭邊上 眞熊能之船
鳥がくり 吾がこぎ來れば ともしかも 大和へ上る ま熊野の船
風吹者 浪可將立跡 伺候尒 都太乃細江尒 浦隱居
風吹けば 浪か立たむと さもらひに 都太の細江に 浦かくり居り
by mteisi | 2017-02-24 07:52 | 萬葉集
萬葉集589
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反歌三首
玉藻苅 辛荷乃嶋尒 嶋??伊流 水島二四毛有哉 家不念有六
玉藻刈る 辛荷の島に 島みする 鵜にしもあれや 家思はざらむ
by mteisi | 2017-02-23 07:30 | 萬葉集
萬葉集588
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過辛荷嶋時山部宿祢赤人作歌一首 并短歌
味澤相 妹目不數見而 敷細乃 枕毛不巻 櫻皮纒 作流舟二 眞梶貫 吾榜來者 淡路乃 野嶋毛過 伊奈美嬬 辛荷乃嶋之 嶋際從 吾宅乎見者 青山乃 曾許十方不見 白雲毛 千重尒成來沼 許伎多武流 浦乃盡 徃隱 嶋乃埼々 隈毛不置 憶曾吾來 客乃氣長弥
あぢさはふ 妹が目がかれて しきたへの 枕もまかず かにはまき 作れる舟に ま楫ぬき 吾がこぎ來れば 淡路の 野島も過ぎ 印南都麻 辛荷の島の 島のまゆ 吾家を見れば 青山の そことも見えず 白雲も 千重に成り來ぬ こぎかむる 浦のことごと 行きかくる 島の崎々 隈もおかず 思ひぞ吾が來る 旅のけ長み
by mteisi | 2017-02-22 08:09 | 萬葉集
萬葉集587
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明方 潮干乃道生 従明日者 下咲異六 家近附者
明石潟 潮干の道を 明日よりは 下笑ましけむ 家近づけば 
by mteisi | 2017-02-21 08:12 | 萬葉集
萬葉集586
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反歌三首
奥浪 邊波安美 射去爲登 藤江乃浦尒 船曾動流
沖つ浪 邊浪しづけみ いざりすと 藤江の浦に 船ぞさわける
不欲見野乃 淺茅押靡 左宿夜之 氣長在者 家之小篠生 
印南能の 浅茅おしなべ さぬる夜の け長くしあれば 家し偲はゆ
by mteisi | 2017-02-20 07:59 | 萬葉集
萬葉集585
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山部宿祢赤人作歌 并短歌
八隅知之 吾大王乃 神隨 高所知流 稻見野能 大海乃原笶 荒妙 藤井乃浦尒 鮪釣等 海人船散動 塩燒等 人曾左尒有 浦乎??美 宇倍毛釣者爲 濵乎??美 諾毛塩燒 蟻徃來 御覧母知師 清白濱
やすみしし 吾ご大君の 神ながら 高知らせる 稻見野の 大海の原の 荒たへの 藤井の浦に 鮪釣ると 海人船さわく 盬燒くと 人ぞさはなる 浦をよみ うべも釣はず 濵をよみ うべも盬燒く あり通ひ めさくもしるし 清き白濱

澤瀉久孝著「万葉集注釈」6より
by mteisi | 2017-02-19 09:00 | 萬葉集
萬葉集
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反歌二首
玉藻苅り 海未通女等 見尒將去 船梶毛欲得 浪高友
玉藻刈る 海人をとめども 見にゆかむ 船楫もがも 浪高くとも
徃?? 雖見將飽八 名寸隅乃 船瀬之濵尒 四寸流思良名美 
行きめぐり 見とも飽かめや 名寸隅の 船瀬の濵に しきる白波
by mteisi | 2017-02-18 07:51 | 萬葉集
萬葉集583
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三年丙寅秋九月十五日幸於播磨國印南野時笠朝臣金村作歌一首 并短歌
名寸隅乃 船瀬従所見 淡路嶋 松帆浦尒 朝名藝尒 玉藻苅管 暮菜寸二 藻塩燒乍 海未通女 有跡者雖聞 見尒將去 餘四能無者 丈夫之 情者梨荷 手弱女乃 念多和美手 俳徊 吾者衣戀流 船梶雄名三
名寸隅の 船瀬ゆ見ゆる 淡路島 松帆の浦に 朝凪に 玉藻刈りつゝ 夕凪に 藻盬燒きつゝ 海人をとめ ありとは聞けど 見にゆかむ よしの無ければ ますらをの 心は無しに 手弱女の 思ひたわみて たもとほり 吾はぞ戀ふる 船楫を無み
by mteisi | 2017-02-17 07:54 | 萬葉集
萬葉集582
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反歌一首
朝名寸二 梶音所聞 三食津國 野嶋乃海人子乃 船二四有良信
朝凪に 楫の音聞こゆ 御食つ國 野島の海人の 船にしあるらし
by mteisi | 2017-02-16 08:01 | 萬葉集
萬葉集581
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山部宿祢赤人作歌一首 并短歌
天地之 遠我如 日月之 長我如 臨照 難波乃宮尒 和期大王 國所知良之 御食都國 日之御調等 淡路乃 野嶋之海子乃 海底 奥津伊久利二 鰒珠 佐盤尒潜出 船並而 仕奉之 貴見礼者
天地の 遠きが如く 日月の 長き如く おしてる 難波の宮に わご大君 國知らすらし 御食つ國 日の御調と 淡路の 野島の海人の 海の底 おきついくりに 鰒珠 さはに潜き出 船並めて 仕へまつるし 貴し見れば
by mteisi | 2017-02-15 08:17 | 萬葉集