カテゴリ:孔子( 200 )
孔子200
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子曰、誦詩三百、授之以政不達、使於四方不能専對、雖多亦奚以爲、
子は曰わく、詩三百を誦し、これを授くるに政を以てして達せず、四方に使いして専り對うること能わざれば、多そと雖ども亦た奚を以て爲さん。
先生がいわれた、「詩経の三百編を暗誦していても、それに政務を与えても通じが悪く四方の国々へ使いにいっても一人で対応できないのでは、たとい[暗誦が]多くとも何の役にたとうか。」


子曰、其身正、不令而行、其身不正、雖令不從、
子の曰わく、其の身正しなければ、令されど行なわる。其の身正しからざれば、、令すと雖ども從わず。
先生がいわれた、「わが身が正しければ、命令しなくとも行われるが、わが身が正しくなければ、命令したところで従わない。
by mteisi | 2017-02-24 07:51 | 孔子
孔子199
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四之二
上好義、則民莫敢不服、上好信、則民莫敢不用情、夫如是、則四方之民、襁負其子而至矣、焉用稼、
上義を好めば、則ち民は敢えて服せざること莫し、上信を好めば、則ち民は敢えて用いざること莫し。夫れ是くの如くんば、則ち四方の民は、其の子を襁負して至らん。焉くんぞ稼を用いん。
上の者が正義を好べば人民はみんな服従するし、上の者が誠実を好めば人民はみなまごころを働かせる。まあそのようであれば、四方の人民たちもその子供を背負ってやってくる。どうして穀物づくり[を習うこと]などいるものか。」
by mteisi | 2017-02-23 07:29 | 孔子
孔子198
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四之一
樊遲請學稼、子曰、吾不如老農、請學爲圃、子曰吾不如老舗、樊遲出、子曰、小人哉樊須也、上好禮、則民莫敢不敬、
樊遲、稼を學ばんと請う。子の曰わく、吾れ老農に如かず。圃を爲ることを学ばんと請う。曰わく吾れは老舗に如かず。樊遲出ず、子の曰わく、小人なるかな、樊須や。上禮を好めば、則ち民は敢えて敬せざること莫し。
樊遲が穀物づくちを習いたいとねがうと、先生は「わたしは年よりの百姓に及ばない。」といわれた。野菜作りをならいたいとねがうと、「わたしは年よりの畑つくりに及ばない。」といわれた。樊遲が退出してから、先生はいわれた、「小人だね、樊須は。上の者が誠実を好めば人民はみな尊敬するし、
by mteisi | 2017-02-22 08:08 | 孔子
孔子197
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三之二
名不正則言不順、言不順則事不成、事不成則禮楽不興、禮楽不興則刑罰不中、刑罰不中則民無所措手足、故君子名之必可言也、言之必可行也、君子於其言、無所苟而已矣、
名正しからざれば則ち言順わず、、言順わざれば則ち事成らず、事成らざれば則ち禮楽興こらず、禮楽興こらざれば則ち刑罰中らず、刑罰中らざれば則ち民手足を措く所なし。故に君子はこれに名づくれば必らず言べきなり。これを言えば必らず行なうべきなり。君子、其の言に於いて、苟くもする所なきのみ。
名が正しくなければことばも順当でなく、ことばが順当でなければ仕事もできあがらず、仕事ができあがらなければ儀礼や音楽も盛んにならず、儀礼や音楽が盛んでなければ刑罰もぴったりゆかず、刑罰がぴったりゆかなければ人民は[不安で]手足のおきどころもなくなる。だから君子は名をつけたらきっとそれをことばとして言えるし、ことばで言ったらきっとそれを実行できるようにする。君子は自分のことばについては決していいかげんにしないものだよ。」
by mteisi | 2017-02-21 08:11 | 孔子
孔子196
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三之一
子路曰、衞君待之而爲政、子將奚先、子曰、必也正名乎、子路曰、有是哉、子之迂也、奚其正、子曰、野哉由也、君子於其所不知、蓋闕如也、
子路が曰わく、衞の君、子を待ちて政を為さば、子の將に奚をか先きにせん。子の曰わく、必らずや名を正さんか。子路が曰わく、是有るかな、子の迂なるや。奚ぞ其れ正さん。子の曰わく、野なるかな、由や。君子は其の知らざる所に於いて、蓋闕如たり。
子路がいった、「衛の殿さまが先生をお迎えして政治をなさることになれば、先生は何から先きになさいますか。」先生はいわれた、「せめて名を正すことだね。」子路はいった、「これですか、先生のまわり遠さは。[この急場にそんまものを]どうしてまた正すのです。」先生はいわれた、「がさつだね、由は。君子は自分の分からないことではだまっているものだ。
by mteisi | 2017-02-20 07:56 | 孔子
孔子195
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論語 第七巻
子路第十三

子路問政、子曰、先之勞之、請益、曰、無倦、
子路、政を問う。子の曰わく、これに先きんじ、これを勞す。益を請う。曰わく、倦むこと無かれ。
子路が政治のことをおたずねした。先生はいわれた、「率先すること、ねぎらうことだ。」いま少しとおねがいすると、「怠ることのないように」といわれた。


仲弓爲季氏宰、問政、子曰、先有司、赦小過、擧賢才、曰、焉知賢才而擧之、曰、擧爾所知、爾所不知、人其舍諸、
仲弓、季氏の宰と爲りて、政を問う。子の曰わく、有司を先にし、小過を赦し、賢才を挙げよ。曰わく、焉くんぞ賢才を知り弖これを挙げん。曰わく、爾の知る所を挙げよ。爾の知らざる所、人其れ諸れを舍てんや。
仲弓が季氏の宰(封地のとりしまり)になって政治のことをおたずねした。先生はいわれた、「役人の人事を先きにしなさい。[その]小さい過失は許してやり、才能のすぐれた者をひきたてるように。」「才能のすぐれた者を見つけてひきたてるにはどうしましょう。」「お前が見つけた者をひきたてなさい。そうしたらお前の知らない者を人々がすててはおかないだろう。(きっと推薦してくる。)」
by mteisi | 2017-02-19 08:59 | 孔子
孔子194
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廿三
子貢問友、子曰、忠告而以善道之、不可則止、無自辱焉、
子貢、友に問う。子の曰わく、忠告して善を以てこれを道びく。不可なれば則ち止む。自ら辱めらるること無かれ。
子貢が友だち[との交わり]のことをおたずねした。先生はいわれた、[忠告して善道によって導びくべきだが、きかれなければやめて、[むりじいして]われから恥をかくことのないように。」

廿四
曾子曰、君子以文會友、以友輔仁、
曾子の曰わく、君子は文を以て友を会し、友を以て仁を輔く。
曾子がいった、「君子は文事(詩書礼楽)によって友だちを集め、友だちによって仁の徳[の成長]を助ける。」
by mteisi | 2017-02-18 07:50 | 孔子
孔子193
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廿二之二
子夏曰、富哉是言乎、舜有天下、選於衆擧皐陶、不仁者遠矣、湯有天下、選於衆擧伊尹、不仁者遠矣、
子夏が曰わく、富めるかな、是の言や。舜、天下を有ち、衆に選んで皐陶を挙げしかば、不仁者は遠ざかれり。湯、天下を有ち、衆に選んで伊尹を挙げしかば、不仁者は遠ざかれり。
子夏はいった、「充実しているね、sのおことばは、舜が天下を取ったとき、大勢の中から選っmで皐陶をひきたてたので、仁でない者ども遠ざかった。湯が天下を取ったときも、大勢の中から選んで伊尹をひきたてたので、仁でない者どもは遠ざかったのだ。」
by mteisi | 2017-02-17 07:53 | 孔子
孔子192
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廿二之一
樊遲問仁、子曰愛人、問知、子曰知人、樊遲未達、子曰、擧直錯諸枉、能使枉者直、樊遲退、見子夏曰、嚮也吾見於夫子而問知、子曰、擧直錯諸枉、能使枉者直、何謂也、
樊遲、仁を問う。子の曰わく、人を愛す。知を問う。子の曰わく、人を知る。樊遲未だ達せず。子の曰わく、直きを挙げて諸れを枉れるに錯けば、能く枉れるを者をして直からしめん。樊遲退きて子夏に見えて曰わく、嚮に吾れ夫子に見えて知を問う、子の曰わく、直きを挙げて諸れを枉れるに錯けば、能く枉れる者をして直からしめんと、何の謂いいぞや。
樊遲が仁のことをおたずねすると、先生は「人を愛することだ。」といわれた。智のことをおたずねすると、「人を知ることだ。」といわれた。樊遲はまだよく分からなかった。先生はいわれた、「正しい人々をひきたてて邪悪な人々の上に位づけたなら、邪惡な人々の上に位づけたなら、邪悪な人々も正しくさせることができる。」樊遲は退出してから子夏にあって話した、「さきほどわたしはうちの先生におあいして智のことをおたずねしたが、先生は『正しい人々をひきたてて邪悪な人々の上に位づけたなら、邪悪な人々も正しくさせることができる。』と「おっしゃった。どういう意味だろうか。
by mteisi | 2017-02-16 08:00 | 孔子
孔子191
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廿一
樊遲従遊於舞雩之下、曰、敢問崇徳脩慝辨惑、子曰、善哉問、先事後棏、非崇徳與、攻其惡無攻人之惡、非脩慝與、一朝之忿忘其身以及其親、非惑與、
樊遲従いて舞雩の下に遊ぶ。曰わく、敢えて徳を崇くし慝を脩め惑いを弁ぜんことを問う。子の曰わく、善いかな、問うこと。事を先きにして棏ることを後にするは、徳を崇くするに非ずや。其の惡を攻めて人の悪を攻むること無きは、慝を脩むるに非ずや。一朝の忿りに其の身を忘れて以て其の親に及ぼすは、惑いに非ずや。
樊遲がおともして雨乞いに舞う台地のあたりで遊んだときにいった、「恐れいりますが、徳をたかめ邪悪をのぞき迷いをはっきりさせることについておたずねいたします。」先生はいわれた、「立派だね、その質問は。仕事を先にして利益は後まわしにするのが、徳をたかめることじゃなかろうか。自分の悪い点を責めて他人の悪い点を責めないのが、邪悪を除くことじゃなかろうか。一時の怒りにわが身を忘れたうえ、近親まで巻きぞえにするのは、迷いじゃないあろうか。」
by mteisi | 2017-02-15 08:16 | 孔子