カテゴリ:孔子( 363 )
孔子372
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孔子曰、不知命、無為爲君子也、不知禮、無以立也、不知言、無以知人也、
孔子の曰わく、命を知らざれば、以て君子たること無きなり。礼を知らざれば、以て立つこと無きなり。言を知らざれば、以て人を知ること無きなり。
孔子がいわれた、「天命が分からないようでは君子とはいえない。[心が落ちつかないで、利害に動かされる。]礼が分からないようでは安定してやっていけない。[動作がでたらめに成。]ことば
by mteisi | 2017-08-06 06:53 | 孔子
孔子371
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四之四
子張曰、何謂四悪、子曰、不敎而殺、謂之虐、不戒視成、謂之暴、慢令致期、謂之賊、猶之與人也、出内之吝、謂之有司、
子張が曰わく、何をか四悪と謂う。戒めずして成を視る、これを暴と謂う。令を慢くして期を致す、これを賊と謂う。猶しく人に与うるに出内の吝なる。これを有司と謂う。
子張が行った、「四つの悪いこととは何々ですか。」先生はいわれた、「教えもしないでいて殺すのを虐いといい、注意も与えないで成績をしらべるのを乱暴といい、命令をゆるくしていて期限までに追いこむのを賊害といい、どうせ人に与えるというのに、出し入れのけちけちしているのを役人根性という。[この四つをいうのだ。]」
by mteisi | 2017-08-05 08:04 | 孔子
孔子370
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四之三
欲仁而得仁、又焉貪、君子無衆寡、無小人、無敢慢、斯不亦泰而不驕乎、君子正其衣冠、尊其瞻視、儼然、人望而畏之、斯不亦威而不猛乎、
仁を欲して仁を得たり、又た焉をか貪らん。君子は衆寡と無く、敢えて慢ること無し、斯れ亦た泰にして驕らざるにあらずや。君子は其の衣冠を正しくし、其の瞻視を尊くして、儼然たり、人望みてこれを畏る、斯れ亦た威にして猛からざるにあらずや。
仁を求めて仁を得るのだから、一体何を貪ることがあろう。上に立者が[相手が]大勢か小勢か小官か大官かにかかわりなく決して侮らない、これこそゆったりしていても高ぶらないことではなかろうか。上に立つ者その服や冠を整え、その目のつけかたを重々しくして、いかにもおごそかにしていると、人々はうちながめて
恐れ入る、これこそ威厳があっても烈しくないことではなかろうか。」
by mteisi | 2017-08-04 07:57 | 孔子
孔子369
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四之二
欲而不貪、泰而不驕、威而不猛、子張曰、何謂惠而不費、子曰、因民之所利而利之、擇其可勞而勞之、又誰怨、
欲して貪らず、泰にして驕らず、威にして猛からず。子張が曰わく、何をか恵して費えずと謂う。子の曰わく、民の利とする所に因りてこれを利す、斯れ亦た恵して費えざるにあらずや。其の労すべきを択んでこれに労す、又た誰をか怨みん。
求めても貪らず、ゆったりしていても高ぶらず、威厳があって烈しくない。[この五つをいうのだ。]」子張が「恵んでも費用をかけないとはどういうことえすか。」というと、先生がいわれた、「人民が利益としていることをそののままにして利益を得させる、これこそ恵んでも費用をかけないことではなかろうか。自分で骨折るべきことを選んでそれに骨折るのだから、一体だれを怨むことがあろう。
by mteisi | 2017-08-03 08:08 | 孔子
孔子368
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四之一
子張問政於孔子、曰、何如斯可位從政矣、子曰、尊五美屛四惡、斯可以從政矣、子張曰、可謂五美、子曰、君子惠爾不費、勞而不怨、
子張、孔子に問いて曰わく、如何なれば斯れ以て政に従うべき。子の曰わく、五美を尊び四悪を屛ければ、斯れ以て政に従うべし。子張が曰わく、何をか五美を謂う。子の曰わく、君子、恵して費えず、労して怨みず、
子張が孔子におたずねしていった、「どのようにすれば政治にわずさわれましょうか。」先生はいわれた、「五つの立派なことを尊んで四つの悪いことを退けたら、政治にたずさわることができよう。」子張が「五つの立派なこととは何々ですか。」というと、先生はいわれた、「上に立つ者が、恵んでも費用をかけず、骨を折っても怨みとせず、
by mteisi | 2017-08-02 07:35 | 孔子
孔子367
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謹權量、審法度、修廢官、四方之政行焉、興滅國、繼絶世、擧逸民、天下之民歸心焉、所重民食喪祭、
権量を謹み、法度を審らかにし、廃官を修むれば、四方の政行われん。滅国を興し、絶世を継ぎ、逸民を挙ぐれば、天下の民、心を帰せん。重んずる所は、民、食、喪、祭。
めかた、ますめを慎み、礼楽制度をよく定め、すたれた官職を整備すれば、四方の政治はうまくゆく。滅んだ国を復興させ、絶えた家がらをひきつがせ、世すて人を用いれば、天下の民は心を寄せる。重んずることは、人民と食糧と喪と祭り。


寛則得衆、信則民任焉、敏則有功、公則民説、
寛なれば則ち衆を得、信なれば則ち民任じ、敏なれば則ち功あり、公なれば則ち説ぶ。
寛であれば人望が得られ、信があれば人民から頼りにされ、機敏であれば仕事ができ、公平であれば悦ばれる。
by mteisi | 2017-08-01 08:09 | 孔子
孔子356
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一之二
帝臣不蔽、簡在帝心、朕躬有罪、無以萬方、萬方有罪、罪在朕躬、
周有大賚、善人是富、雖有周親、不如仁人、百姓有過、在予一人、
帝臣蔽さず、簡ぶこと帝の心に在り。朕が躬罪あらば、万方を以てすること無けん。万方罪あらば、罪は朕が躬に在らん。
周に大賚あり、善人是れ富む。周親ありと雖ども仁人に如かず。百姓過ち有らば予れ一人在らん。
上帝の臣下(賢人)は蔽うことなく、みこころのままに選びましょう。わが身に罪のあるときは万民をわずらわしたまうな、万民に罪のあるときは、罪をわが身にあらしめたまえ。」
周には天のたまものがあり、善人の豊かなことだ。[武王はいった、]「高い親戚があっても、仁の人には及ばぬ。民草にあやまちがあれば、責めはわが身の上にある。」
by mteisi | 2017-07-31 08:07 | 孔子
孔子355
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堯曰 第廿

堯曰、咨爾舜、天之暦數在爾躬、充執其中、四海困窮、天禄永終、舜亦以命禹、曰、予小子履、敢用玄牡、敢昭告于皇皇后帝、有罪不敢赦、
堯の曰わく、咨、爾舜、天の暦数、爾の躬に在り。充に其の中を執れ。四海困窮。天禄永く終えん。舜も亦た以て禹に命ず。
[湯]曰わく、予れ小子履、敢えて玄牡を用て、敢えて昭かに皇皇后帝に告す。罪あるは敢えて赦さず。
尭がいった、「ああ、なんじ舜よ。天のめぐる運命はなんじが身にあり。[なんじ帝位につくべき時ぞ。]まことにほどよき中ほどを守れ。四海は苦しめり。天の恵みの永久につづかんことを。]舜もまたそのことばを[帝位を譲る時に]禹につげた。湯はいった、[われふつつかなる履(湯の名)、ここに黒の牡牛をお供えし、はっきりと偉大なる上帝に申しあげよう。罪ある者(夏の桀王)はかってには許しませぬ。
by mteisi | 2017-07-30 08:20 | 孔子
孔子354
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廿五之二
夫子得邦家者、所謂立之斯立、道之斯行、綏之斯來、動之斯和、其生也榮、其死也哀、如之何其可及也、
夫子にして邦家を得るならば、所謂これを立つれば斯に立ち、これを道びけば斯に行い、これを綏んずれば斯に来たり、これを動かせば斯に和す、其の生くるやさかえ、其の死するや哀しむ。これを如何ぞ其れ及ぶべけんや。
先生がもし国家を治めることになれば、いわゆる『立たせれば立ち、導けば歩き、安らげばなつき、激励すればこたえる。』ということで、生きておられれば栄え、死なれれば悲しまれる。どうしてまた[わたくしごときが]及べようか。
by mteisi | 2017-07-29 07:32 | 孔子
孔子353
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廿五之一
陳子禽謂子貢曰、之爲恭也、仲尼豈賢於子乎、子貢曰、君子一言以爲知、一言以爲不知、言不可愼也、夫子子布可及也、猶天子不可階而升也、
陳子禽、子貢に謂いて曰わく、子は恭を為すなり。仲尼、豈に子より賢らんや。子貢が曰わく、君子は一言以て知と為し、一言以て不知と為す。言は慎しまざるべからざるなり。夫子の及ぶべからずや、猶お天の階して升るべからあるがごときなり。
陳子禽が子貢に向かっていった、「あなたは謙遜されているのです。仲尼がどうしてあなたよりすぐれているものですか。」子貢がいった、「君子はただ一言で賢いともされるし、ただ一言で愚かともされる。ことばは慎重でなければならない。先生が及びもつかないことは、ちょうど天がはしごをかけて上れないようなものだ。
by mteisi | 2017-07-28 07:48 | 孔子