カテゴリ:孔子( 227 )
孔子226
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十三之二
曰、今之成人者、何必然、見利思義。見危授命、久要不忘平生之言、亦可以爲成人矣、
曰わく、今の成人は、何ぞ必らずしも然らん、利を見ては義を思い、危きを見ては命を授く、久要、平生の言を忘れざる、亦た以て成人と為すべし。
またいわれた、「[だが。]このごとのでき上がった人物とぴうのは、何もそうとは限らない。利益を前にして正義を考え、危険を前にして一命をささげ、古い約束についてもふだんの一寸したことばもわすれないというのなら、でき上がった人物といえるだろう。」
by mteisi | 2017-03-23 07:27 | 孔子
孔子225
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十三之一
子路問成人、子曰、若臧武仲之知、公綽之不欲、卞荘子之勇、冉求之藝、文之以禮樂、亦可以爲成人矣、
子路、成人を問う。子の曰わく、臧武仲の知、公綽之の不欲、卞荘子の勇、冉求の藝の若き、これを文るに禮樂を以てせば、亦た以て成人と為すべし。
子路ができ上がった人物についておたずねした。先生のいわれた、「臧武仲ほどの智恵と公綽ほどの無欲さと卞荘子ほどの勇気と冉求ほどの教養とがあって、なお礼儀と雅楽で飾りつけるなら、でき上がった人物といえるだろう。」
by mteisi | 2017-03-22 07:48 | 孔子
孔子224
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十一
子曰、貧而無怨難、富而無驕易、
子の曰わく、貧しくして怨むこと無きは難く、富みて驕ること無きは易し。
先生がいわれた、「貧乏でいて怨むことのないのはむつかしいが、金持ちでいていばらないのはやさしい。

十二
子曰、孟公綽爲趙魏老則優、不可以爲滕薛大夫也、
子の曰わく、孟公綽、趙魏の老と為れば、則ち優。以て滕薛の大夫と為すべからず。
先生がいわれた、「孟公綽は、趙や魏の[ような大家でも一家の]家老となる十分だが、滕や薛の[ような小国でも一国の]大夫(政治をとる役)にすることなできない。」
by mteisi | 2017-03-21 07:48 | 孔子
孔子223
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或問子産、子曰、惠人也、問子西、曰、彼哉、彼哉、問管仲、曰、人也、奪伯氏駢邑三百、飯疏食、沒齒無怨言、

或るひと子産を問う。子の曰わく、惠人なり。子西を問う。曰わく、彼れをや、彼れをや。管仲を問う。曰わく、[この]人や、伯氏の駢邑三百を奪い、疏食を飯いて、齒を沒するまで怨言なし。

ある人が[鄭の]子産のことをたずねると、先生は「恵みの深い人です。」といわれた。[楚の]子西のことをたずねると、「あの人か、あの人か。(語るまでもない。)」といわれた。[斉の]管仲のことをたずねると、「この人は伯氏から三百の駢を取りあげたのだが、伯氏は粗末な飯をたべながら、生涯うらみごとをいわなかった[心服させたのですよ。]」といわれた。
by mteisi | 2017-03-20 07:57 | 孔子
孔子222
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子曰、君子而不仁者有矣夫、未有小人而仁者也、
子の曰わくい、君子にして不仁なる者あらんか。未だ小人にして仁なる者あらざるなり。
先生がいわれた、「君子であっても仁でない人はあるだろうね。だが、小人なのに仁だという人はいない。」


子曰、愛之能勿勞乎、忠焉能勿誨乎、
子の曰わく、これを愛して能く勞すること勿からんや。忠にして能く誨うること勿からんや。
先生がいわれた、「[人を]愛するからにははげまさないでおれようか。[人に]誠実であるからには教えないでおれようか。」


子曰、爲命卑諶草創之、世叔討論之、行人子羽脩飾之、東里子産潤色之、
子の曰わく、命を爲るに卑諶これを草創し、世叔これを討論し、行人子羽これを脩飾し、東里の子産これを潤色す。
先生がいわれた、「[鄭の国の外交文書は大変すぐれていて、落ちどがなかった。]命令を作るときには、卑諶が草稿を作り、世叔が検討し、外交官の子羽が添削し、東里にいた子産が色づけをした[からだ]。」
by mteisi | 2017-03-19 08:20 | 孔子
孔子221
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南宮适問於孔子曰、羿善射、ゴウ盪舟、倶不得其死然、禹稷躬稼而有天下、夫子不答、南宮适出、子曰。君子哉若人、尚徳哉若人、
南宮适、孔子に問いて曰わく、羿は射を善くし、、ゴウは舟を盪かす。倶に其の死を得ず。禹と稷とは躬ら稼して天下を有つ。夫子答えず。南宮适出ず。子の曰わく、若き人。徳を尚べるかな、若き人。
南宮适が孔子におたずねしたいった、「羿は弓がうまかったし、ゴウは舟を動かすほど[の力持ち]でしたが、どちらもふつうの死にかたができませんでした。[ところが]禹と稷とは自分で耕していてそれで天下をとりましたが・・・・。」先生は答えられなかった。先生はいわれた、「君子だね、こういう人は。徳を尊ぶんだね、こういう人は。」
by mteisi | 2017-03-18 08:17 | 孔子
孔子220
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子曰、邦有道危言危行、邦無道危行言孫、
子の曰わく、邦ぶ道あれば、言を危しくし行を危しくす。邦に道なければ、行を危しくして言は孫う。
先生がいわれた、「国家に道があれば、ことばをきびしくし行いもきびしくする。国家に道がなければ、行いをきびしくしてことばは[害にあわないように]やわらげる。」


子曰、有徳者必有言、有言者不必有徳、仁者必有勇、勇者不必有仁、
子の曰わく、徳ある者は必らず言あり。言ある者は必らずしも徳あらず。仁者は必らず勇あり。勇者は必らずしも仁あらず。
先生がいわれた、「徳のある人にはきっとよいことばがあるが、よいことばのある人に徳があるとは限らない。仁の人にはきっと勇気があるが、勇敢な人に仁があるとは限らない。
by mteisi | 2017-03-17 07:47 | 孔子
孔子219
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克伐怨欲不行焉、可以爲仁矣、子曰、可以爲難矣、仁則吾不知也、
克・伐・怨・欲、行なわれざる、以て仁と為すべし。子の曰わく、以て難しと為すべし。仁は則ち吾れ知らざるなり。
[原憲がいった、]「勝ち気や自慢や怨みや欲望がおさえられれば、仁といえましょうね。」先生はいわれた、「むつかしいことだといえようが、仁となるにはわたしには分からないよ。」


子曰、士而懷居、不足以爲士矣、
子の曰わく、士にして居を懐うは、以て士と為すに足らず。
先生がいわれた、「士人でありながら安住の場を慕っているのでは、士人とするには足りない。」
by mteisi | 2017-03-16 07:38 | 孔子
孔子219
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廿九
子曰、不敎民戦、是謂棄之、
子の曰わく、教えざる民を以て戦う、是れこれを棄つと謂う。
先生がいわれた、「[聖人ではなく]善人でも、人民を七年も教育すれば、戦争にいかせることができる。」

三十
子曰、以不敎民戦、是謂棄之、
子の曰わく、敎えざる民を以て戦う、是れこれを棄つろ謂う。
先生がいわれた、「教育もしていない人民を戦争させる、それこそ人民を捨てるというものだ。

憲問第十四

憲問恥、子曰、邦有道穀、邦無道穀、恥也、
憲、恥を問う、子の曰わく、邦に道れば穀す。邦に道なきに穀するのは、恥なり。
憲が恥のことをおたずねした。先生はいわれた、「国家に道があれば[仕官して]俸禄を受ける。国家に道がないのに俸禄を受けるのは恥である。
by mteisi | 2017-03-15 07:48 | 孔子
孔子218
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廿八
子路問曰、何如斯可謂之士矣、子曰、切切偲偲怡怡如也、可謂士矣、朋友切切偲偲、兄弟怡怡如也、
子路問いて曰わく、何如なるか斯れこれを士と謂うべき。子の曰わく、切切偲偲怡怡如たる、士と謂うべし。朋友には切切偲偲、兄弟には怡怡如たり。
子路がおたずねしていった、「どのようでしたら、士人といえるでしょうか。」先生はいわれた、「ねんごろにつとめはげまして、にこやかに和らいでいれば、士人どといえるよ。友だちにはつとめはげまし、兄弟にはにこやかに和らぐのだ。」
by mteisi | 2017-03-14 07:38 | 孔子