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草刈り
今年も稲作りをやっている。今は苗を育てているところ。
去年は42キロを収穫した。今年はその3倍に挑戦。
イノシシが入ってくるので防御が大変だが、
去年と同じ程度にしようとおもっている。

今年初めての5時起きで野良仕事。
ぶよが顔の周りに寄ってきて、ちくりと刺す。
草刈り機でブンブン草を刈ってきた。
手を休めて顔を上げると、遠くの麦畑が目に入った。
そこでシャッターを押してみた。
平地の麦畑がえらい遠くに見える。
久留米の耳納連山が霞んでいる。
田圃は草と土が混ざっていない。
トラクターを入れよう。
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by mteisi | 2009-05-26 17:12 | 野良しごと
陳鴻壽の隷書
隷書は主に漢代に使用された文字である。
これまで紹介したものは私のお気に入りものだけ。
その他にも流麗なもの、揺るぎのないもの、緊張感のあるもの、
さまざまな表情を持った隷書が沢山ある。

そして、その面白さを自己表現の場として制作したのが、
清代の書人や文人達。
作家の個性により、豊かに彩られている。
陳鴻壽はその中で私の一番のお気に入り。
威風堂々という表現ではなく、
知的にどこか抜けた楽しさや可笑しさが、
いわせない。

この人の場合、英俊な空気を持つ行書とのギャップも、
なぜだろうと考えさせられて、それも愉快。
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by mteisi | 2009-05-23 20:09 | 歴史的な作家と書
エゴの花
何をするでもなかったが、寸時舎の様子を見に行った。
するとエゴの木が満開で小さな真っ白い花が一面に咲いていた。
小屋を建てた15年前は手の届くところにあった枝が煙突のところまで伸びている。
大木に変わっている。
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by mteisi | 2009-05-21 00:07 | 野良しごと
お茶会
お茶会を予定している。
日頃はお茶より珈琲を飲んでいるが、道具や空間に興味がありイベントの時には茶室もどきをよく作る。
今回は来年の5月にやる「風花山叢」という書展の予行練習として行う。
茶・花・書は日本を代表する文化なのだが、どれも元気がない。
若い人達には敷居が高いようだ。
それで、気楽に楽しんでもらおうと企画した。
2階教室の和室を茶室に模様替えし、1階のデザイン事務所に書と花を飾って、
盛り上げたいと思っている。

6月7日(日)
13:00〜16:00
参加費500円
興味のある方は今月26日までにメールで申し込みを。

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by mteisi | 2009-05-17 00:20 | 手仕事
意寧元年セン
セン(土偏に專)とは床や壁に張る陶板をいう。
ここに紹介した書は平面の文様ではなく、
厚味の部分に押された文字である。
筆触は出てなくて工芸的なデザイン性の強い書である。
平ぺったく造形された文字は、
楷書では感じることがない愉快な造形が演出されており、
書の世界の広がりを楽しませてくれる。
意寧元年大歳在戊子盧郷劉吉造。
四角と三角の組み合わせが面白い郷や劉。
ここまでつぶすかという寧と子。
年の横棒はどうしてからまるんだ。
在の最終画はここまで長くするか。
造のしんにょうおもしろい。
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筆で書くと工芸性がなくなる。形の様子だけで我慢してもらいたい。
by mteisi | 2009-05-10 22:51
石門頌
司隷校尉楊孟文石門頌(しれいこういようもうぶんせきもんしょう)これが正式名称。
司隷校尉は役職名、楊孟文が人の名、石門は關中から漢中に出る褒斜道の南端に位置する。
この頌は先に紹介した開通褒斜道刻石で開通した褒斜道が不通になったので、
楊孟文が修復して開通させたことを頌えたものである。
位置関係は分からないが近くにあるらしい。

開通褒斜道刻石と似通ったところがあるのはこの地方が持つ風土から生まれた感性であろうか。
開通褒斜道刻石の不揃いの方形を、城壁の様に組み合わせた愉快などこか窮屈な稚拙感に対し、
広々と伸びていく線状の空気は、全く異質のものと感じられる。
この堂々と雄大に歌いあげる書は他に例を見ない。
大らか書を今見て、子供達にこの空気を味合わせなければと、
痛切に感じている。
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by mteisi | 2009-05-07 11:02 | 歴史的な作家と書
萊子侯刻石
この刻石は漢の時代に刻まれたもので天鳳三年三月三日とあるから
西暦16年に作られている。
書かれている内容は、土地を治めている贍族の萊子侯が
一族の生活の質のために特別の田地を設定し
永久に子孫に伝えるように戒めたものである。
隷書の特徴である波磔は目立たなく、
字形は右下がり気味の長方形で朴とした中に凜とした気を漂わせ
備前の大甕が似合いそうだ。
トボけた形を代表して頭の小さな食を臨書してみた。
が、備前のような野趣はでなかった。

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頭の小ささがアフリカのバオバブの樹を思い出す。
井上有一の貧達も頭が小さい。
by mteisi | 2009-05-02 23:32 | 歴史的な作家と書