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我有愉楽
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我有愉楽という印を珈琲美美の個展のためにロゴマークとして作った。
これは初めて作った漢詩のタイトルでもある。

それで、陶板にタイトルと詩を彫り込んでみた。
22×22㎝で印には大きすぎるので陶板にした。
焼いた後、拓本を採ろうと思っている。

表に我有愉楽

裏に次の漢詩を
 禧生叡知往悲哀  よろこび生ず エチオピア
 回合無二露摩訶  回り合う ムニールモカ
 風飄宙舞深奥香  風に飄い宙を舞う 奥深い香り
 我有愉楽滴一滴  我に愉楽有り 滴 一滴

叡知往悲哀はエチオピア
無二露摩訶 はムニールモカ
ムニールモカは美美さんがエチオピアを尋ねて見つけられた、
原生の木から採れたモカ。
そして、滴一滴は美美さんの座右の銘。
by mteisi | 2009-10-31 13:48 | 自作の書
書興
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書興は何處だろうと印に彫った。

さて私の書興といえば・・・。

そしてこんな印を彫ってみた。
横16.5×15㎝の大きさなので、
版画のようにバレンでこすった。
鮮明ではないが悪くない。

良寛慈雲大雅堂守一八一光太郎
万葉文書醍醐天皇佐理定家
伏見天皇大燈国師白隠仙厓
米山種臣志功寉仙有一
何紹基伊秉綬陳鴻壽
八大山人蘇軾山谷顔真卿
泰山金剛経開通褒斜道刻石
散氏盤令彝大盂鼎甲骨卜文
書興 鼎
by mteisi | 2009-10-30 20:54 | 自作の書
Sai 2009秋
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冊子Saiの3号が出来上がった。

今回は11月から12月にかけて3会場で行う
展覧会をテーマに企画した。

すべてが今年飛び込んできた展覧会で
準備がまるで出来てなかった。
「あまねや工藝店」と「珈琲美美」は壁面が少なくて
楽しんでもらえるような会場になるか気になった。
それで、とにかく壁いっぱいの大きな作品を作ろうと思った。

あまねやさんから言葉の面白いものを、という注文をもらったので、
「文言之興」というタイトルをつけ、漢字や言葉のことを色々と考えているうちに
段々形になってきた。

そこでSaiは、あまねやの川口さんと美美の森光さんに
原稿を書いてもらうことにして、お店の風景を紹介することにした。
忙しい中原稿の苦労をかけたが、おかげで記念に残る
素晴らしいSaiになった。

興味のある方はどうぞメールを。
by mteisi | 2009-10-19 21:39 | 書について
稲刈り
基山の「風山叢」でやっている野良あそび、
今年もどうにか収穫までこぎ着けた。
それにしても予定が立たないのがこの遊び。
去年は家族総出の稲刈りだったが、
今年は寂しく娘と二人。
それも1時間半だけとあわただしい。

でもこんなことをやっていると、作品の素材が出来たりする。
中本さんの布の展覧会をSYUでやったが、
その布の中に深い緑のグラデェーションに
土色の矩形が配置された自然を感じさせるものがあった。
それに書を合わせるのだが、
葉書よりも少し大きいくらいに、
和らぎのある仮名でも書いたらいいだろうと思った。
だが今回の個展は漢詩をテーマにしている。
それで稲と稗の詩を作ってみた。

稲稗
稻禾嫋嫋 
卑禾芒芒
早早艸取
回回爽快

こんなもの。
本当の稻は禾偏を取った字(パソコンにない)
嫋嫋はしなやかで美しい意味。
芒芒は草茫茫の意味。水のないスッキリした字を採った。
この詩を軽やかにしなやかに表現しようと思っている。

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ところで、このつり下げた稲。
農林11号「栄光」の名がある。
虫が付きにくく育てやすい昔の品種。
それを苗一本もらった。
この籾を全部苗にして来年植えたら。
再来年は全部「栄光」に出来るかもしれない。
そういう稲。
一本からというのが面白い。
by mteisi | 2009-10-13 18:46 | 野良しごと