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鼎之鼎展終了
今日ですべての展覧会が終わった。
自分では一応満足の出来る仕事だった。
作品のレベルが古典の中でどの水準にあるのか
はっきりとはしないが、
慈雲や良寛と同じ土壌に立ててないことは解る。
これから、「字統」を研究し
詩歌について思考していこうと思っている。
2015年にその成果を問おうと考えているところだ。

今回はバラバラに個展が始まり、
いつまでも制作や展示の準備に追われてしまった。
来ていただいた皆様と会場で話をすることが出来なかったのが、
とても残念だった。

「会場にわざわざ足を運んで頂いた皆様、有難うございました。」
「御礼申し上げます。」
by mteisi | 2009-12-20 23:08 | 展覧会
悠久
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「悠久」を茶室にかけると、
なんとなく張りのある感じでおさまった。

年をめした女性のお客さんから、大盂鼎のことを聞かれた。
殷と周の興亡の話から、語源の話にはいると
手や足や人の形が持つさまざまな意味に、
大変興味を持っていただいた。

お茶を召し上がっていただくと、
宋青磁の「空琳」や李朝の刷毛目茶碗を
たいそう喜んでもらい楽しかった。

正義を鉄棒で作った四角の中におさめた。
正義の語源は面白くて、色々と考えさせられる。
正に字形の持つ意味は他国を攻めて、
領土を拡大することであり、
一で止まると解釈した許慎とは
まったく違うものになっている。
義は羊と我からなり、
犠牲として立派な羊かをノコギリで挽いて
確かめる意味を持っている。
by mteisi | 2009-12-08 22:08
渦的悠久2
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渦的悠久の飾り付けを済ませた。
上手く飾れるか心配していたが、
楽しく見てもらえる展覧会になった。
アクロスのこの会場は毎年使っているが、
広く会場を使ったのは初めて。
意外と、広く使っても上手くまとまるのを感じた。
縦横4メートルの広さの茶室空間の中に、
大盂鼎を飾ったら、面白い空気を持った
茶室が出来上がった。
明日は「正義」と「悠久」の写真を撮って、
紹介したい。

森君のデカ犬が何ともユーモラスで、見応えがある。
是非見て欲しい。

渦的悠久
12/8(火)〜13(日)
アクロス福岡2F
10:00〜18:00
最終日は16:00まで。
by mteisi | 2009-12-08 00:26 | 展覧会
平茶碗「空琳」
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時間の合間を見て、
untidyのブログでみて取り置きしていた
宋青磁の平茶碗を手に入れてきた。
薄手で凜とした表情だが、
李朝を思わせる轆轤のゆがみはなかなかのものだった。
銘を空の青さの「空琳」とした。
8日から始まるアクロスでの
ケルト・アイルランド文化交流展の茶室で、
使おうと思っている。

茶室らしく見せるための準備をしているが、
面白い床柱が出来上がった。
孟宗竹を床柱に一本立てようと竹を取りに「風山叢」に行ったのだが、
クヌギ林の中に、
夏の洪水の時に流れてきた裸の手ごろな木。
川で洗って持って帰り、壁に立てかけてみると、
なかなか姿がいい。
長さが足りないのでドリルで穴を空け、
鉄の丸棒で高さをかせいだ。
底に黒く塗った厚板をつけ、
ついでに、背比べの痕のような長短の横線をのみで刻んだ。
飾り付けが楽しみだ。
by mteisi | 2009-12-04 00:35 | 手仕事
鼎之鼎展「我有愉楽」
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昨日、美美での「我有愉楽」を飾り付けた。

今日は美美とあまねやに出かけてきた。
我有愉楽の大作は和らぎのある感じが、悪くなかった。
象が意外と面白い。

看板の変わりに立てる旗に「我有愉楽」のパッチワークを
やってみたが、無謀だった。
時間が足りないので円と四角を裏表にして仕上げた。
取り付け器具も溶接で準備した。
取り外しの手順をためしてみて早く飾りたい。

イギリス旅行でお世話になった、エドワード静子さんが
あまねやに来られたので運良く見てもらえた。
白川静に興味を持っておられたので、
語源の話で時の経つのもあっという間だった。
とても喜んでもらえたし、語源を学ぶことで、
書の話に深みのあるやり取りが可能になったようだ。
by mteisi | 2009-12-01 23:24 | 展覧会