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古今和歌集606
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裾の模様の白い雲があかるい。

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人しれぬ思ひのみこそわびしけれ
わが歎きをば我のみぞしる

相手にも知ってもらえない思いはまことにつらいものである。
私の嘆きは、他に知ってくれる人もなく、
ただ私だけが知っているのである。
by mteisi | 2012-01-31 10:48 | 古今和歌集
老子第二十四章
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企者不立、跨者不行。自見者不明、自是者不彰。自伐者無功、自矜者不長。
其在道也、曰餘食贅行。物或悪之、故有道者不處。

 企(つまだ)つ者は立たず、跨(また)ぐ者は行かず。自ら見るものは明らかならず、自ら是とする者は彰われず。自ら伐(ほこ)る者は功無く、自ら矜(ほこ)る者は長(ひさ)しからず。
 其の道に在る也、余食、贅行と曰う。物或いは之を悪(にく)む。故に有道者は処(お)らず。

 つま先で立つ者はずっと立っては居られず、大股で歩く者は遠くまで行けない。自ら見識有るものとする者がものごとがよく見えず、みずから正しいとする者は是非が彰らかにできない。みずから功を誇る者は功がなくなり、みずから才知を誇る者は長つづきしない。
 これらは、道の観点からいうと、余った食べもの、よけいな降るまいという。人々はだれでもそれらが嫌いだ。だから、道を身につけた者は、そんなことはしないのだ。

 この章とてもいい。禅宗の言葉で面白いものがある。「親を殺し、師を殺せ」というもの。私も書の師であるので、殺される覚悟はしている。その前に教えないことにしている。
 だから、手本は書かない。
by mteisi | 2012-01-31 06:40 | 老子
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by mteisi | 2012-01-31 05:59 | 自作の書
古今和歌集605
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赤みのさしたほのかな雲がうれしい。

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手もふれで月日へにけるしらま弓
おきふしよるはいこそねられね

(手もふれないで、長い月日が経ってしまった白い檀[まゆみ]の弓をひいているように)、
私は起き上がったり伏せったりして、恋しさのために、夜は眠ることもできない。
by mteisi | 2012-01-30 07:41 | 古今和歌集
老子第二十三章
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希言自然。故飄風不終朝、驟雨不終日。孰為此者、天地。天地尚不能久。而況於人乎。

希言は自然なり、故に、飄風も朝を終えず、驟雨も日を終えず。
孰(たれ)か此を為すものぞ、天地なり。
天地すら尚お久しくする能(あた)わず、而(しか)るを況(いわん)や人に於いてをや。

耳を澄ましても何も聞こえないのが自ずから然る道である。
だから、つむじ風も朝中ずっと吹くわけではなく、
暴雨も一日中ずっと降るわけではない。
だれが風を吹かせ雨を降らせているのであろうか。天地である。
天地ですらずっと長くは続けられないとすれば、
人においてはなおさらだ。

この章は部分的には分かるが全体として読めなかった。
by mteisi | 2012-01-30 06:07 | 老子
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by mteisi | 2012-01-30 05:36 | 自作の書
SAI2011冬
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SAIをやっと発行することできた。
去年の秋の予定が、
年も明けてもう2月が目の前。
企画を急遽変更して
過去の私の作品を紹介することになった。
ご希望の方にはお送りします。
メールで申し込みください。
by mteisi | 2012-01-29 19:56 | 自作の書
古今和歌集604
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ふんわりとおだやかな雲が浮かんでいる。
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 つらゆき

つのくにのなにはのあしのめもはるに
しげきわがこひ人しるらめや

(摂津国の難波潟に生えている葦が見渡すかぎりしげっているように)、
しげく私が思っている恋情を、あの人は知っているであろうか。
by mteisi | 2012-01-29 07:15 | 古今和歌集
老子第二十二章
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曲則全、

曲がれば則ち全く、

曲がっているからこそ全うでき、

・・・・

古之所謂曲則全者、豈虚言哉。誠全而歸之。

古の所謂(いわゆる)曲がれば則ち全しとは、豈に虚言ならん哉。
誠に全くして之を帰す。

いにしえの人が言った「曲がっているからこそ全うできる」とは、
どうしてでたらめなことか。
まことに、わが身を全うして天に帰すのだ。

「曲則全者」というような言葉は常識とは遠いところにある。
「一生青春」なんて言葉のなんと分かりやすいことか。
by mteisi | 2012-01-29 05:49 | 老子
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by mteisi | 2012-01-29 05:27 | 自作の書