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古今和歌集635
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AM6:42
雪景色、静かな空にあける。

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 をののこまち

秋の夜も名のみなりけりあふといへば
事ぞともなくあけぬるものを

秋の夜の長いというのも言葉だけのことであったよ。
いざ恋人に逢うということになったところ、
なんということもなく夜が明けてしまったことよ。
by mteisi | 2012-02-29 06:52 | 古今和歌集
老子第五十三章
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使我介然有知、行於大道、唯施是畏。大道甚夷、而民好徑。
・・・・

使(も)し我れ介然として知有らば、
大道を行きて、唯だ施(し)を是れ畏る。
大道は甚だ夷なるも、而かれども民は径を好む。

もし、わたしにしっかりした知恵があるならば、
大きな道をあるき、わき道に入りこむことだけを恐れる。
大きな道はまことに平坦なのに、人民は近道を行きたがる。

書も遠回りするほど面白くなる。
慈雲さんも、
みんな中国の教典で仏教を学ぶのに、
わざわざインドのサンスクリットから
仏陀の教えを学んでいる。
それも梵字の研究を切り開きながら。

でも車を運転するときは、
いつもショートカット、
ショートカット。
by mteisi | 2012-02-29 06:42 | 老子
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by mteisi | 2012-02-29 06:12 | 自作の書
古今和歌集634
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am6:50
うすい藍のいろの空模様。

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 よみ人しらず

こひこひてまれにこよひぞ相坂(あふさか)の
ゆふつけ鳥はなかずもあらなむ

長い間恋つづけて、
やっと今夜めずらしく逢うのである。
逢坂(おうさか)の関いる木綿(ゆう)つけ鳥は、
夜が明けないように、
いつまでも鳴かないでいてもらいたいものである。
by mteisi | 2012-02-28 06:58 | 古今和歌集
老子第五十二章
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・・・・
塞其兌、閉其門、終身不勤。開其兌、濟其事、終身不救。
見小曰明、守柔曰強。
・・・・

其の兌(あな)を塞(ふさ)ぎ、其の門を閉ざさば、
身の終うるまで勤(つか)れず、
其の兌を開き、其の事を済(な)さば、
身を終うるまで救われず。
小を見るを明と曰(い)い、
柔を守を強と曰う。

欲望が呼び起こされる目や耳などの穴を塞ぎ、
欲望が生じる心の門を閉ざせば、
一生疲れることはない。
欲望の穴を開き、欲望のいとなみを行っていけば、
一生、癒されることはない。
微細なものまで見定めることを明といい、
柔弱さを守っていくことを強という。

目や耳をふさぎ欲を持つなといい、
微細なものまで見ることを勧める。
矛盾したものを透過して行くのが
学びなんだろう。
見ることの学びは大きい。
by mteisi | 2012-02-28 06:36 | 老子
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捨の初文は舎。
辛(長い針器)で祝禱を入れた器の口(さい)を
突き通す形。
旧書体は舍で針が口まで届いているが、
今は吉になって守る意味に変わってしまった。
祝禱の呪能を辛で突き通して破るので、
呪能がうすなわれ、捨てる意味になる。
舍が宿舎の意味になり、
捨が作られた。
by mteisi | 2012-02-28 06:11 | 語源で遊ぶ
古今和歌集633
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どんよりとした雲。

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題しらず
 つらゆき

しのぶれどこひしき時はあしびきの
山より月のいでてこそくれ

いくらがまんしても恋しくてたまらないときは、
(山から月が出るように)私はついに家から
でてしまったのである。
by mteisi | 2012-02-27 07:05 | 古今和歌集
老子第五十一章
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道生之、徳畜之、
・・・・
故道生之、徳畜之、長之育之、亭之毒之、養之覆之。
生而不有、爲而不恃、長而不宰、是謂玄徳。

道、之を生じ、徳、之を畜(やしな)う。
故に、道、之を生じ、徳、之を養い、
之を長じ之を育み、之を亭(さだ)め之を毒(やす)んじ、
之を養い覆う。
生じて有せず、為して恃(たの)まず、
長じて宰せず、是を玄徳という。

道が万物を生みだし、徳がそれらをそだてる。
だから、
道は万物を生みだし、養いそだて、成育させ、
育み、形をしっかり定め、中身を完成させ、
慈しみ、庇護する。
生育しても所有はせず、恩沢を施しても見返りは求めず、
成長させても支配はしない。
これを奥深い徳というのだ。

所有せず、見返りを求めず、支配はしない。
いつもこれは気になる。
親と子、師と弟子、人と人と、他と自分と。
by mteisi | 2012-02-27 06:41 | 老子
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by mteisi | 2012-02-27 06:02 | 自作の書
古今和歌集632
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am7:05
雲がもくもくとわいている。

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ひむがしの五条わたりに、人をしりおきてまかりかよひけり。
しのびなる所なりければ、かどよりしもえいらで、
かきのくづれよりかよひけるを、かびかさなりければ、
あるじききつけて、かのみちに、夜ごとに人をふせてまもらすれば、
いきけれど、えあわでのみかへりて、よみてやりける

 なりひらの朝臣

ひとしれぬわがかよひぢの関守は
よひよひごとにうちもねななむ

東の京の五条付近に、女性と親しくなっておいて、つねづね通っていた。
内密の所であったので、出入りするべき門から入ることも出来ないので、
築地の崩れたところを通って通っていたのに、それが度かさなったので、
その家の主人が聞いてしまい、例の通路に毎夜番人を隠しておいて警戒させたので、
いったけれどもその女性に逢えないでばかり帰って、詠んで贈った歌。

だれもしらない私の秘密の通路の番人は、
ぐっするり眠ってしまってほしいものであるよ。
by mteisi | 2012-02-26 07:13 | 古今和歌集