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古今和歌集971
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淡い空のお月さん。

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深草のさとにすみ侍りて京へまうでくとて、
そこなりける人によみておくりける

年をへてすみこしだとをいでていなば
いとど深草のとやなりなむ

長い年月の間住みなれてきた深草の里を出て行っていまったならば、
いよいよその名のごとく草深い荒野となってしまうであろうか。
by mteisi | 2013-01-31 07:54 | 古今和歌集
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サイ な・おかず

采はつみとる・みつぎ・いろのくんをもっている。
木の実を手で取る形。
菜は摘み取られた野菜を表す。
by mteisi | 2013-01-31 07:50 | 語源で遊ぶ
大器晩成
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津金隺仙の書。
書が日展に参加した頃のスーパースター。
すぐに胃癌で亡くなったので、
大きな影響を与えることが出来なかった。

我が家に隺仙の書があるのは、
スパースターに憧れた父親の南嶂が、
福岡にお招きして講習会などを開いた時に、
書いてもらったようだ。

もう一点「定外禅」があるが、それは上京した折に、
書いてもらったそうだ。
私はこの二点の何だか変な書を毎日見て暮らしていた。
そのせいだろう、書家を目指した時書棚にある多くの
書を見ていて、隺仙の書が最高だと思った。
そんな曰く付きの「大器晩成」。
隺仙がなくなった歳はとっくに過ぎたのに、
書はまだこれからのようだ。
by mteisi | 2013-01-30 21:54 | 歴史的な作家と書
古今和歌集970
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雲がもくもくと。

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惟喬のみこのもとにまかりかよひけるを、かしらおろして「をの」という所にはべりける正月(むつき)にとぶらはむとてまかりたりけるに、ひえの山のふもとなりければ、雪いとふかけり、いしてかのむろにまかりいたりてをがみけるに、つれづてとしていと物がなしくてかへりまうできてよみておくりける

わすれては夢かとぞ思ふおもひきや
雪ふみわけて君を身むとは

親王が出家なされてわび住まいなさっていることを、
ふと忘れて、夢ではないかと思うことである。
かつて思ったであろうか、雪を踏みわけて行って、
親王にお目にかかろうなどということは。
by mteisi | 2013-01-30 19:04 | 古今和歌集
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ダン だん・きたえる・わかつ

段石の形と攴(ぼく)からなる。
鍛冶(たんや)の素材を打って、
これを薄片とする形。
by mteisi | 2013-01-30 18:52 | 語源で遊ぶ
古今和歌集969
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空紫に月の白。

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紀のとしまさが阿波のすけにまかりける時に、
むまのはなむけせむとて、
「けふ」といひおくれける時に、
ここかしこにまかりきて、
夜ふくるまで見えざりければつかはしける
  なりひら朝臣

今ぞしるくるしき物と人またむ
さとおばかれずとふべかりけり

人を待つことはまことに苦しいことであるということが、
今になってよくわかった。
訪ねて来るべき男をまっているはずの女のもとをば、
夜がれせず、絶えず訪うべきであったよ。
by mteisi | 2013-01-29 07:31 | 古今和歌集
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ジョウ すくう・たすける・うける

坎(あな)に落ちている人をすくいあげている。
by mteisi | 2013-01-29 07:17 | 語源で遊ぶ
古今和歌集968
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赤みさす雲。

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かつらに侍りける時に、
七条の中宮のとはせ給へける御返事にたてまつれりける。
  伊勢

久方の中においたるさとなれば
ひかりをのみぞたのむべらなる

私の住む桂は、
月の中に生えた「桂」という里であるので、
月の光をひたすら頼みにしているようである。
中宮の御恩顧をもっぱら頼りにしている。
by mteisi | 2013-01-28 07:44 | 古今和歌集
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スン・ソン 一寸

手指の形に一をそえる。
指一本の幅を寸とする。
拇指(おやゆび)と中指を広げた形は尺、
それに対して指一本の幅は十分の一にあたる。
by mteisi | 2013-01-28 07:37 | 語源で遊ぶ
古今和歌集967
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赤鼠とも青ともいえない色の深淵。

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時なりける人のにはかに時かくなりてなげくを見て、
みずからのなげきもなくよろこびもなきことを思ひてよめる
  清原深養父(きよはらのふかやぶ)

ひかりなき谷には春もよそなれば
さきとてくちる物思ひもなし

日の光のささない谷間には、
楽しい春などはまったく無縁であるので、
花が美しく咲いたかとおもうとすぐ散ってしまうような
心配もないことである。
by mteisi | 2013-01-27 07:40 | 古今和歌集