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楊炯
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夜送趙縦
 楊炯

趙氏連城壁 由來天下傳 送君還舊府 明月滿前川

夜、趙縦を送る
 楊炯 ようけい

趙氏連城の壁 由來天下に傳ふ 君が舊府に還るを送る 明月前川に滿つ

むかし、趙の連城の壁は、かねて天下が伝えて宝とするものであった。いまの姓も同じ趙君も天下に聞こえた名士である。あたかも連城の壁が無事に趙の本国に戻ったように、君ももとの郡の役所に帰って行かれることになった。それをお見送りすると、ちょうど明月が前の川にキラキラと光り満ちている。あたかもかがやく玉のように。
by mteisi | 2013-05-31 08:15 | 唐詩選五絶
古今和歌集1091
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am7:32
雨上がりの雲霞。

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みさぶらひみかさと申せ宮木のの
このしたつゆはあめにまされり

お供の人よ、御笠をお召しくださいと、
ご主人に申し上げなさい。
この宮城野の木から落ちる露は、
雨が降る以上であります。
by mteisi | 2013-05-31 08:00 | 古今和歌集
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メイ・ミョウ
あきらか・あかるい・きよい

普通お日様とお月様と思うが
もとは窓と月の形。
今回書いた金文の明は、
窓が書かれている。
窓から月光が入り込む意。
そこは神を祀るところで、神明の意がある。
by mteisi | 2013-05-31 07:54 | 語源で遊ぶ
賀知章
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題袁氏別業
 賀知章

主人不相識 偶坐為林泉 莫謾愁沽酒 嚢中自有銭

袁氏の別業に題す
 賀知章 がちしょう

主人相識らず 偶坐林泉の為なり 謾に酒を沽ふを愁ふること莫かれ 嚢中自ら銭有り

ここの別荘のご主人とは格別の知りあいではありません。ぶらりとやって来て、ご主人と対座しているのは、お庭を拝見したいためです。わたしが来たからといって、酒を買わねばならぬなどと、ご心配はご無用にねがいたい。財布のなかには、ちゃんとおかねがあるんですよ。
by mteisi | 2013-05-30 07:46 | 唐詩選五絶
古今和歌集1090
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曇りのグレー。

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をぐろさきみつのこじまの人ならば
宮このつとにいざといはましを

おぐろ崎のみつの小島がもし人であるならば、
都は帰るときの土産として、
さあ、一緒に行こうと、
誘いましょうものを。
by mteisi | 2013-05-30 07:15 | 古今和歌集
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ム ない・まう

もとは雨乞いして
巫女が両袖をひるがえし舞っている形。
無はないという意味に使うようになって、
両足をつけて舞とした。
by mteisi | 2013-05-30 07:08 | 語源で遊ぶ
古今和歌集1089
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ふんわか雲の上は青い空のような。

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わがせこを宮こにやりてしほがまの
まがきのしまのまつぞこひしき

私のいとしい夫を都へいかせ、
この塩釜の籬の島に生えている松ではないが、
待っているのは、
まことに恋しくつらいことであるよ。
by mteisi | 2013-05-29 07:38 | 古今和歌集
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ム ない・まう

もとは雨乞いして
巫女が両袖をひるがえし舞っている形。
無はないという意味に使うようになって、
両足をつけて舞とした。
by mteisi | 2013-05-29 07:21 | 語源で遊ぶ
懐風藻116
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月夜坐河浜
 正五位下中宮少輔葛井連広成

雲飛低玉柯 月上動金波 落照曹王苑 流光織女河

月夜河浜に坐す
 
雲飛んで玉柯に低れ 月上って金波を動かす 落照曹王の苑 流光織女の河

雲は浮き流れて木の枝に低くかかり、月は上って水の面にきらめいている。夕日のかげりに曹植の西園をしのび、かがやく月光に織女の慕情をえがく。
by mteisi | 2013-05-28 08:13 | 懐風藻
古今和歌集1088
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雨曇りの白とグレー。

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みちのくはいづくはあれどしほがまの
浦こぐ舟のつなでかなしも

陸奥の名所はそれぞれあるけれども、
その中で、塩釜の浦で漕ぐ舟を引き綱で引いている
ようすがまことにおもしろいことであるよ。
by mteisi | 2013-05-28 08:00 | 古今和歌集