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山初冠雪動雲彩移


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花の歌十五首詠みけるに

おぼつかな谷は櫻のいかならん嶺にはいまだかけぬしら雲


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花ときくは誰もさこそはうれしけれ思ひしづめぬ我こころ哉


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初花のひらけはじむる梢よりそばへて風のわたるなるかな
by mteisi | 2013-11-30 21:46 | 山家集
韋應物
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登楼寄王卿
 韋應物

踏閣攀林恨不同 楚雲滄海思無窮 數家砧杵秋山下 一郡荊榛寒雨中

楼に登って王卿に寄す
 韋應物

閣を踏み林に攀じて同じゅうせざるを恨み 楚雲滄海思窮まり無し 數家の砧杵秋山の下 一郡の荊榛寒雨の中

中央にあって臺閣に登り活躍するにしても、林下に隠れて清遊するにしても、いずれにせよ、昔のようにあなたといっしょにおれないことが残念です。髙臺に登ってあなたのことを思う。西は楚國の空に浮かぶ雲、東ははてしもない海原がつづく、この土地は辺鄙な田舎です。見渡せば、秋も深く、山の下に散在する人家ではあちこちで砧うつ声がきこえ、この郡内いたるところ荊の茂みがつらなり、さむざむとした雨の中にねれそぼっていてわびしいこと。
by mteisi | 2013-11-30 21:38 | 唐詩選七絶
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サイ つみとる・みつぎ・いろ

会意。
爪と木からなる。
木の実を採取する意。
采女は漢代の女官名。
わが国の古代にも、
各地より采女を貢する制が行われた。
その起源は古代宗教的な問題があるようだ。
また彩にも通じ采色の意とし、
文彩・文様をいう
by mteisi | 2013-11-30 21:37 | 語源で遊ぶ
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遅雲悠悠黙黙愚麗


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花の歌十五首よおみけるに

よし野山人にこころをつけ顔に花よりさきにかかるしら雲


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山さむ花さくべくもなかりけりあまりかねても尋ね来にけり


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かたばかりつぼむと花を思ふより空またこころものになるらん
by mteisi | 2013-11-29 08:09 | 山家集
錢起
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歸雁
 錢起

潚湘何事等閒囘 水碧沙明兩岸苔 二十五絃彈夜月 不勝清怨卻飛来

歸雁
 錢起

潚湘より何事ぞ等閒に囘る 水碧に沙明にして兩岸は苔 二十五絃夜月に彈ずれば 清怨に勝へずして卻り飛び来る

この潚湘の地方を、どういうわけで、むげに見棄てて北の国に帰ってゆくのか。水はみどりに透きとおり、沙は白く霜のようにきれいだし、両岸はみずみずしい苔がむして、じつに美しいところなのに、どういうわけなんだ。月夜の空に向かって、この川の水の女神が二十五絃の瑟をかなでたのうを聞くと、そのしらのべ清らかな悲しさに堪えかねて、それで北の方へ、飛び去ってゆくのだよ。
by mteisi | 2013-11-29 08:01 | 唐詩選七絶
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ジュ うける・さずかる・とる

会意。
上下の手と舟からなる。
舟は盤のこと。
盤の中のものを授受する形。
賞状授与がまさにこれ。
爫も手の形。
by mteisi | 2013-11-29 07:49 | 語源で遊ぶ
落書き
淡遠の編集とアクロス展の準備でこんな暇はないのだが。
花埜と景が散らかしまくりの書斎へ。
なんか書きたいという。
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文字らしきものとハートを書き。

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ストーブに挑戦。

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景も参戦。

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出来上がったストーブ。

こんな字や絵が書けたらといつも思う。
遊び最高。
by mteisi | 2013-11-28 15:00 | あそび
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愚麗雲上青空嫋嫋


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風の前の落花といふこと

山ざくら枝着る風のなごりなく花をさながら我ものにする


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雨中落花

梢うつ雨にしをれて散る花のをしき心を何にたとへん


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遠山殘花

吉野山一むら見ゆる白くもは咲おくれたるさくらなるべし
by mteisi | 2013-11-28 08:48 | 山家集
李華
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春行寄興
 李華

宜陽城下草萋萋 澗(誤字・潤と書いた)水東流復向西 芳樹無人花自落 春山一路鳥空啼

春行興を寄す
 李華

宜陽城下草萋萋 澗水東に流れて復西に向かう 芳樹人無うして花自ら落つ 春山一路鳥空しく啼く

宜陽の郊外では町をかこむ城壁の下に若草がやわらかく生いしげり、その間をぬって東へながれる谷川の水は、途中で折れて西にむかって流れてゆく。かぐわしい木々のあたりには人っこひとり見えず、ただ咲いた花がひとりでにはらはら散っている。春の山路は、どこまで行っても鳥があてもなく鳴いているばかり。
by mteisi | 2013-11-28 08:38 | 唐詩選七絶
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コウ・キョウ おこる・おこなう・さかんにする

会意。
四つの手から出来ている。
??と同と廾からなる。
??は左右の手で掬う意味を持つ。
廾も両手で捧げる意味。
同は酒器で、酒器を上下で持つ形。
酒をふりそそいで地霊をよび興すことをいう。
儀礼をおこなうにあたって、まず地霊を祀るもので、
灌地の礼をいう。
by mteisi | 2013-11-28 08:24 | 語源で遊ぶ