萬葉集825
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泊瀬川 流水沫之 絶者許曾 吾念心 不遂登思齒目

泊瀬川 流る水沫の 絶えばこそ 吾が思ふ心 遂げじと思はめ

名毛伎世婆 人可知見 山川之 瀧情乎 塞敢而有鴨

歎きせば 人知りぬべみ 山川の たぎつ心を 塞かへたるかも


澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より



# by mteisi | 2017-10-19 07:20 | 萬葉集
詩経74
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鄘風


柏舟

汎彼柏舟 在彼中河  汎たる彼の柏舟は 彼の中河に在り

■(髟冘・タン)彼兩髦 實維我儀  タンたる彼の兩髦は 實に維れ我が儀

之死矢靡它  死に之るまで矢って它靡し

母也天只 不諒人只  母や天なれども 人を諒とせず

ただよい浮かぶ柏の舟が 黄河の中に流される

垂れ髪のあの方こそ 実にわたしの夫と定めていたのに 

わたしは死んでも他には嫁かない

おかあさんは天のようであるのに なぜにわたしの心を信じてくださらぬのか


# by mteisi | 2017-10-19 07:18 | 詩経
朝歌10月18日
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am6:19

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しろなかにねずぐもあやをえがきおり

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白中雲而鼠描形象

# by mteisi | 2017-10-18 07:24 | 朝歌
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キョ くろきび

形声

声符は巨。

正字は矢と巨のしたに鬯を書く。

黒黍に鬱金草を加えて醸した酒をいい、

古くは神事に用いた。


# by mteisi | 2017-10-18 07:22 | 語源で遊ぶ
萬葉集824
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明日香川 湍瀬尒玉藻者 雖生有 四賀良美有者 靡不相

明日香川 瀬々に玉藻は 生ひたれど しがらみあれば 靡き合はなくに

廣瀬河 袖衝許 淺乎也 心深目手 吾念有良武

廣瀬河 袖つくばかり 淺きをや 心深めて 吾が思へるらむ


澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より



# by mteisi | 2017-10-18 07:20 | 萬葉集
詩経73
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二子乘舟

二子乘舟 汎汎其景  二子舟に乘る 汎汎たる其の景

願言思子 中心養養  願うて言に子を思ふ 中心養養たり

二人が舟に乗ってゆく 遥かに浮かぶその影

あなたの方の身の上が気がかりで 不安で心が落ちつけぬ


二子乘舟 汎汎其逝  二子舟に乘る 汎汎として其れ逝く

願言思子 不瑕有害  願うて言に子を思ふ 瑕ぞ害有らざらや

二人が舟に乗ってゆく 遥かに浮かんで遠ざかってゆく

あなたの方の身の上が気がかりにたえぬ 禍に遭うことがなければよいが



# by mteisi | 2017-10-18 07:19 | 詩経
朝歌10月17日
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am7:14

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ねずぐもをかさねかさなりくらきけさ

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 鼠雲塊々今旦暗居

# by mteisi | 2017-10-17 07:59 | 朝歌
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チュウ かぶと・よろい・よつぎ
象形
冑の形。上部の鍪飾をも含めた冑全体の形。


# by mteisi | 2017-10-17 07:56 | 語源で遊ぶ
萬葉集823
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木綿懸而 齋此神社 可超 所念可毛 戀之繁尒
木綿懸けて 齋むこの神社も 越えぬげく 思ほゆるかも 戀の繁きに
寄河
不絶逝 明日香川之 不逝有者 故霜有如 人之見國
絶えず行く 明日香の川の 淀めらば 故しもある如 人の見まくに

澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より

# by mteisi | 2017-10-17 07:55 | 萬葉集
詩経72
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新臺

新臺有泚 河水瀰瀰  新臺泚たる有り 河水瀰瀰たり

燕婉之求 ■(竹冠に遽)■(竹冠に除)不鮮  燕婉を之れ求めて きょじょ不鮮

新しい臺が鮮やかに築かれて 黄河の水はあふれ流れる

やさしい楽しみを求めて来たのに とんでもないはとむねの醜男であった


新臺有洒 河水■(氵免)■(氵免)  新臺洒たる有り 河水ばいばいたり

燕婉之求 キョジョ不殄  燕婉を之れ求めて キョジョ殄えず

新しい臺が高く築かれて 黄河の水は平らかに流れる

やさしい楽しみを求めて来たのに なんとくたばりそこねたはとむねの醜男がいた


魚網之設 鴻則離之  魚網を之れ設けて 鴻則ち之に離る

燕婉之求 得此戚施  燕婉を之れ求めて 此の戚施を得たり

魚の網を張っておいたのに 鴻が引っかかった

やさしい楽しみを求めて来たのに こんなせむしの醜男をつかまされた


# by mteisi | 2017-10-17 07:53 | 詩経