萬葉集874
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大伴家持惜橘花歌一首

吾屋前之 花橘者 落過而 珠尒可貫 實尒成二家利

吾がやどの 花橘は 散りすぎて 玉に貫くべく 實になりにけり

大伴家持霍公鳥歌一首

霍公鳥 雖待不來喧 菖蒲草 玉尒貫日乎 未遠美香

霍公鳥 待てど來鳴かず 菖蒲草 玉に貫く日を 未だ遠みか


澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より


# by mteisi | 2017-12-07 07:17 | 萬葉集
詩経123
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君子于役

君子于役 不知既期  君子役に于く 其の期を知らず

曷其至哉 鷄棲于塒  曷か其れ至らんや 鷄は塒に棲む

日之夕矣 羊牛下來  日の夕べ 羊牛下り來る

君子使役 如之何勿思 君子役に于く 之を如何んぞ 思う勿からんや

背の君はいくさに駆り出されて 帰られる時期も分からぬ

いつ帰って来られるのであろうか 鷄は安らかに塒に棲む

日が暮れて 羊や牛は山や岡を降りて帰ってくる

背の君はお役目の仕事で出られてしまった これをどうして心配せずに居られよう。


# by mteisi | 2017-12-07 07:16 | 詩経
朝歌12月6日
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am6:57

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ふかぶかとねずぐもかさねあけぬよの

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深々重々鼠雲無明

# by mteisi | 2017-12-06 07:28 | 朝歌
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セン せん・ち

形声

声符は人。

人の下部に肥点を加えて、

人と区別する。

人の下部に二横画を加えて二千、

三横画を加えて三千。


# by mteisi | 2017-12-06 07:25 | 語源で遊ぶ
萬葉集873
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霍公鳥 不念有寸 木晩乃 如此成左右二 奈何不來喧

霍公鳥 思はずありき 木のくれの かくなるまでに なにか來鳴かぬ

大伴家持懽霍公鳥歌一首

何處者 鳴毛思仁家武 霍公鳥 吾家乃里尒 今日耳曾鳴

何處にか 鳴きもしにけむ 霍公鳥 吾家の里に 今日のみぞ鳴く


澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より


# by mteisi | 2017-12-06 07:24 | 萬葉集
詩経122
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彼黍離離 彼稷之實  彼の黍離離たり 彼の稷の實

行邁靡靡 中心如噎  行き邁くこと靡靡たり 中心噎ぶが如し

知我者 謂我心憂   我を知る者は 我を心憂ふと謂ふ

不知我者 謂我何求  我を知らざる者は 我を何をか求むと謂う

悠悠蒼天 此何人哉  悠悠たる蒼天 此れ何人そや

あちらには黍が穂を垂れ こちらには稷が実っている

足も進まずにさまよい歩く 心の中は咽ぶようだ

わたしを知る者は 心の憂いを抱くからであるというであろう

わたしを知ってくれぬ人は わたしを何か探し求めているのであるというであろう

はるかなる蒼空よ 誰がこんなにしたのか


# by mteisi | 2017-12-06 07:23 | 詩経
朝歌12月5日
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am6:51

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まだくらくあかずのそらのくろねずみ

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未明天空唯有黑鼠

# by mteisi | 2017-12-05 07:26 | 朝歌
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ヒャク もも・もろもろ
指事
声符である白の上に、
一横線を加えて白と区別し、
数の百を示す字とする。
卜文では、
白の上に二を加えて二百、
三を加えて三百とする。

# by mteisi | 2017-12-05 07:24 | 語源で遊ぶ
萬葉集872
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大伴家持唐様花歌一首

夏儲而 開有波祢受 久方乃 雨打零者 將移香

夏まけて 咲きたるはねず ひさかたの 雨うち零らば 移ろひなむか

大伴家持恨霍公鳥晩喧歌二首

吾屋前之 花橘乎 霍公鳥 來不喧地尒 令落常香

君がやどの 花橘を 霍公鳥 來鳴かず土に 散らしてむとか


澤瀉久孝著「万葉集注釈」8より


# by mteisi | 2017-12-05 07:19 | 萬葉集
詩経121
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彼黍離離 彼稷之穂  彼の黍離離たり 彼の稷の穂

行邁靡靡 中心如醉  行き邁くこと靡靡たり 中心酔うが如し

知我者 謂我心憂   我を知る者は 我を心憂ふと謂ふ

不知我者 謂我何求  我を知らざる者は 我を何をか求むと謂う

悠悠蒼天 此何人哉  悠悠たる蒼天 此れ何人そや

あちらには黍がふさふさと穂を垂れ こちらには稷の苗の穂が秀ている

足も進まずにさまよい歩く 心の中は酒に酔うたようにふらふらする

わたしを知る者は 心の憂いを抱くからであるというであろう

わたしを知ってくれぬ人は わたしを何か探し求めているのであるというであろう

遥かなる蒼空よ 誰がこんなにしたのか


# by mteisi | 2017-12-05 07:17 | 詩経