孔子312
c0169176_7385719.jpg

十九
子曰、予欲無言、子貢曰、子如不言、則小子何述焉、子曰、天可言哉、四時行爲、百物生焉、天可言哉、
子の曰わく、予れ言うこと無からんと欲す。子貢が曰わく、子如し言わずんば、則ち小子何をか述べん。子の曰わく、天何をか言うや。四時、行われ、百物 生ず。天何をか言うや。
先生がいわれた、「わしはもう何も言うまいと思う。」といわれた。子貢が「先生がもし何も言われなければ、わたくしども門人は何を受け伝えましょう。[どうかお話をして下さい。]」というと、先生はいわれた、「天は何か言うだろうか。四時はめぐっているし、万物も生長している。天は何か言うだろうか。[何も言わなくても、教えはある。ことばだけを頼りにしてはいけない。]」

廿
孺悲欲見孔子、孔子辭之以疾、將命者出戸、取瑟而歌、使之聞之、
孺悲、孔子に見えんと欲す。孔子辞するに疾を以てす。命を将なう者、戸を出ず、瑟を取りて歌い、これをして聞かしむ。
孺悲が孔子にお会いしたいといってきたが。孔子は病気だと言ってことわられた。取りつぎのものが戸口を出ていくと、[先生は]瑟をとって歌って、聞こえるようにされた。[仮病だと知らせて孺悲の反省をうながしたのである。]
# by mteisi | 2017-06-17 08:01 | 孔子
朝歌6月16日
c0169176_86428.jpg

am5:23

c0169176_861374.jpg

つきとくもてんとせんとのそらもよう

c0169176_861861.jpg

月雲点線虚空文様
# by mteisi | 2017-06-16 08:07 | 朝歌
c0169176_801660.jpg

ダツ とる・うばう・うしなう
会意
大と隹と寸からなる。
金文に見える初形は、
衣中に隹(とり)を加え、
下から手(又)で持つ形に作る。
人の死喪のときには、
種々の招魂儀礼が行われるが、
衣中に隹を加えるのは、
霊が鳥形霊になって脱去しようとすることを示し、
それを手で留める儀礼を奪というのだろう。
# by mteisi | 2017-06-16 08:05 | 語源で遊ぶ
萬葉集701
c0169176_7431319.jpg

皆人之 戀三吉野 今日見者 諾母戀來 山川清見
皆人の 戀ふるみ吉野 けふ見れば うべも戀ひけり 山川清み
夢乃和太 事西在來 寤毛 見而來物乎 念四念者
夢のわだ 言にしありけり 寤にも 見てかるものを 思ひし思へば
 
澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より
# by mteisi | 2017-06-16 07:52 | 萬葉集
孔子311
c0169176_7311086.jpg

十七
子曰、巧言令色、鮮矣仁、
子の曰わく、巧言令色、鮮なし仁。
先生がいわれた、「ことば上手の顔よしでは、ほとんど無いものだよ、仁の徳は。

十八
子曰、惡紫之奪朱也、惡鄭聲之亂雅楽也、惡利口之覆邦家、
子の曰わく、紫の朱を奪うを惡む。鄭声の雅楽を乱るを惡む。利口の邦家が覆すを惡む。
先生がいわれた、「[間色である]紫が[正色である]赤を圧倒するのが憎い。鄭の国の[みだらな]音曲が[正統な]雅楽を乱すのが憎い。口だっしゃなものが国家をひっくりかえすのが憎い。」
# by mteisi | 2017-06-16 07:42 | 孔子
朝歌6月15日
c0169176_8132098.jpg

am6:00

c0169176_8132865.jpg

ただひとつそらにみつけたしろいつき

c0169176_8133377.jpg

 只一中天其在白月
# by mteisi | 2017-06-15 08:15 | 朝歌
c0169176_7593499.jpg

ワク・ヨク・コク・イキ くに・あるいは・うたがう
会意
囗と戈からなる。
囗は城郭の形。
これを戈をもって守る意で、
國(国)の初文。
金文に或を国の意に用いる。
のち或を「或(あ)り」や副詞に使うようになり、
初義を示す國が作られた。
# by mteisi | 2017-06-15 08:04 | 語源で遊ぶ
萬葉集700
c0169176_7573268.jpg

詠和琴
琴取者 嘆先立 盖毛 琴之下樋尒 嬬哉匿有
琴とれば 嘆先立つ けだしくも 琴の下樋に 妻やこもれる
芳野作
神左振 磐根己凝敷 三芳野之 水分山乎 見者哀毛
神さぶる 磐根こごしき み芳野の 水分山を 見ればかなしも
 
澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より
# by mteisi | 2017-06-15 07:58 | 萬葉集
孔子310
c0169176_7564534.jpg

十六
子曰、古者民有三疾、今也或是之亡也、古之狂也肆、今之狂也蕩、古之矜也廉、今之矜也忿戾、古之愚也直、今之愚也許而已矣、
其の曰わく、古者、民に三疾あり。今や或るいは是れ亡きなり。古えの狂や肆、今の狂や蕩。古の矜や廉、今の矜や忿戾。古えの愚也直、今の愚や許のみ、
先生がいわれた、「昔は人民三つの病蔽というのがあったが、今ではどうやらそれさえだめになった。昔の狂(心が遠大に過ぎる)というのはのびのびおうようであったが、今の狂というのは気まましほうだいである。昔の矜(謹厳できちょうめん過ぎる)というのは折り目正しいのであったが、今の矜というのは怒って争う。昔の愚というのは正直だったが、今の愚というのはごまかすばかりだ。
# by mteisi | 2017-06-15 07:57 | 孔子
朝歌6月14日
c0169176_7382453.jpg

am6:00

c0169176_7383066.jpg

あおいそらくもとながめるつきうれし

c0169176_7383557.jpg

青天白雲月見喜也
# by mteisi | 2017-06-14 07:40 | 朝歌