古今和歌集256
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am7:00☆
グレーの空。

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いしやまにまうでける時、
おとは山のもみぢを見てよめる
   つらゆき

秋風のふきにし日よりおとは山
峰のこずゑも色づきにけり

石山寺に参詣したとき、
途中で音羽山の紅葉を見て詠んだ歌。

秋風の吹きはじめた立秋の日から、
音羽山の峰の木々のこずえも色ずいたことであるよ。
# by mteisi | 2011-02-15 07:16 | 古今和歌集
古今和歌集255
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am7:12☆
白濁の平らな空。には写ってない。

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貞観の御時綾綺殿(りょうきでん)のまえに梅の木ありけり。
にしの方にさせりけるえだのもみぢはじめたりけるを、
うへにさぶらふをのこどものよみけるついでによおめる
   藤原かちおむ

おなじえをわきてこのはのうつろふは
西こそ秋のはじめなりけれ

清和天皇のみ代、綾綺殿の前に梅の木があったが、
西方にのびていた枝が紅葉しはじめたのを、
殿上人たちが詠んだついでに詠んだ歌。

おなじ一本の木から出た枝なのに、
とくに西の方に出た枝が紅葉するのは、
西こそ秋のはじまりであるからである。
# by mteisi | 2011-02-14 07:33 | 古今和歌集
八大山人
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「勅使河原蒼風の目」展という本を手に入れた。
蒼風の書は大字や絵入りの手紙を見たことがあった。
見た手紙は隺仙と似たところがあって、面白い空気を持っていた。
仕事らしきものを見るのは今回が初めて。
あらゆる創造物に興味を持っていた人で、
編集された本の中には彫刻的な花から、
書や絵、様々なジャンルの蒐集品の数々が、
紹介されていた。
とても面白い。
その中のひとつに八大山人の書があった。
中国の書の中では唯一日本的な人間臭さを持った、
書だと思っている。

人道難馴鹿易降
百花開落酒盈觴
如何月裏丹青手
定是凡間白玉堂

難や馴の草書のくずし方は、
書道辞典にも載ってない独特のもので、
誤字と判断されても仕方がない。
青という字は月のところを、
丹と書いて源字を使っている。
何故こう書いたのだろうと、考えると、
八大山人のひねた顔が浮かんでくるようだ。
無表情な線が無茶苦茶しゃべっている。
# by mteisi | 2011-02-13 23:27 | 歴史的な作家と書
古今和歌集254
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am7:04☆
もやがかったホワイトグレー。

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ちはやぶる神なび山のもにぢばに
思ひはかけじうつろふものを

神奈備山の紅葉には、もう思いはかけますまい。
美しいと思っていても、きっと散ってゆくのであるから。
# by mteisi | 2011-02-13 07:17 | 古今和歌集
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pm4:33☆
雪が降って白い。


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筆が割れて面白い形にできた。
白は髑髏の形からできている。
白骨の白さだ。
今日は雪の白。
# by mteisi | 2011-02-12 16:38 | 語源で遊ぶ
古今和歌集253
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am7:09☆☆
雲と空が微妙にブルー。

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神な月時雨もいまだふらなくに
かなてうつろふ神なびのもり

木々を紅葉させる十月の時雨もまだ降らないのに、
神奈備も森は今のうちからもう色づいていることである。
# by mteisi | 2011-02-12 07:29 | 古今和歌集
久方の
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壁に落書きするのに百人一首から紀友則の歌を選んだ。

久方のひかりのどけき春の日に
しずこころなく花のちるらん

それの原稿2種。
# by mteisi | 2011-02-11 11:08 | 自作の書
古今和歌集252
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am7:11☆
やわらかいグレーの空。

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題しらず
   よみ人しらず

霞立ちて雁ぞかくなる片岡の
朝の原は紅葉しぬらむ

霧が立ちこめて、雁が鳴いていることである。
このぶんでは片岡の朝の原の木々は、
すっかり紅葉したことであろう。
# by mteisi | 2011-02-11 07:24 | 古今和歌集
手水鉢
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6月にアクロス福岡で「街の一隅」という展覧会をやる。
アフリカのクバ族の布を床にかけてた茶室と、
ミロのアトリエもどきの一角を会場に設えて、
書と茶と花を楽しむ会を企画している。
もっと早くからやるつもりだったが、
なかなか準備が進まないで気が焦る。
茶室の入り口に絵のような手水鉢を置こうと思っている。
鉄か枝で三脚を作り、ブリキか鉄の板で鉢を作るつもり。
準備を加速させるために、こんな事やってみた。
# by mteisi | 2011-02-11 00:33 | 展覧会
古今和歌集251
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am7:11☆☆
水色の上に鱗状のグレーがかぶさっっている。
不思議な模様。

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秋の歌合しける時によめる
   紀(きの)よしもち

紅葉せぬときはの山は吹く風の
おとにや秋をききわたるらむ

秋の歌合を催したときに詠んだ歌。

秋になっても紅葉しない常磐の山は、
木々の色から秋の訪れを知ることができないので、
吹く風の音によって秋の来たことを聞き知るのであろうよ。
# by mteisi | 2011-02-10 07:29 | 古今和歌集