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萬葉集765
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佐伯山 于花以之 哀我 手鴛取而者 花散鞆
佐伯山 卯の花持てる かなしきが 手をしとりてば 花は散るとも
不時 斑衣服 々欲香 嶋針原 時二不有鞆
時ならぬ まだらの衣 着ほしきか 島の榛原 時にあらねども

澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より
# by mteisi | 2017-08-19 07:21 | 萬葉集
詩経13
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𧄍𧄍錯薪 言刈其蔞  𧄍𧄍たる錯薪は 言に其の蔞を刈る
之子于歸 言秣其駒  之の子 于に帰らば 言に其の駒に秣かはむ
漢之廣矣 不可泳思  漢の広きは 泳ぐべからず 
江之永矣 不可方思  江の永きは 方(いかだ)すべからず
こんもり茂る藪林 そこで蔞(よもぎ)を刈って取る
この娘が馬で帰るなら 駒にまぐさをやろうぞい
漢は広うて 泳いで行けぬ
江は長うて 筏で行けぬ
# by mteisi | 2017-08-19 07:20 | 詩経
朝歌8月18日
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am6:49

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そらぬけてかたまりのくもどっかりと

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青天澄空白雲堂然
# by mteisi | 2017-08-18 07:59 | 朝歌
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ドウ たかどの・おもてざしき
形声
声符は尚。
尚に黨(とう)棠(とう)の声がある。
尚は向(まど)に近いところに神を祀り、
かすかに神気のあらわれることをいう。
土は土壇。
土壇の上に築いた神を迎えて祀る建物を堂という。
# by mteisi | 2017-08-18 07:56 | 語源で遊ぶ
萬葉集764
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道邊之 草深由利乃 花咲尒 咲之柄二 妻常可云也
道の邊の 草深百合の 花笑みに 笑まししからに 妻と云うべしや
默然不有跡 事之名種尒 云言乎 聞知良久波 苛者有來
もだあらじと 言の慰に 云う事を 聞き知れらくは 苛くはありけり

澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より
# by mteisi | 2017-08-18 07:50 | 萬葉集