古今和歌集71
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のこりなく ちるぞめでたき 桜花
ありて世の中 はてのうければ

桜の花は、きれいさっぱりと散ってしまうのが結構なのであるが、
世の中というものはいつまでもあると、その果てはいやなものになってしまうのであるから。
# by mteisi | 2010-07-08 21:14 | 古今和歌集
古今和歌集70
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まてというふに ちらでしとまる 物ならば
なにを桜に 思ひまさまし

もし、散るのを待てというと。散らないでそのままとまるものであらば、
いったい何を桜以上に思うものがあろうか。
# by mteisi | 2010-07-07 23:01 | 古今和歌集
古今和歌集69
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古今和歌集 第2巻  春歌下

題しらず 
   よみ人しらず

春霞 たなびく山の さくら花
うつろはむとや 色かはりゆく

春霞のたなびいている山に咲いている桜の花は、
色が次第に変わってゆくが、散ろうとしてであろうか
# by mteisi | 2010-07-06 21:43 | 古今和歌集
古今和歌集68
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亭子院の歌合の時よめる
   伊勢

見る人も なき山ざとの さくら花
ほかのちりなむ のちぞさかまし

亭子院の歌合の時に詠んで歌合に番(つか)われなかったうた。

見る人もないような山里の桜の花は、できることなら、
他の桜の花が散ってしまってからあとに咲いてほしいものだ。 
# by mteisi | 2010-07-05 19:48 | 古今和歌集
古今和歌集67
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さくらの花のさきけるを見にまうできたりける人によみておくりける
   みつね

わがやどの 花見がてらに くる人は
ちりなむのちぞ こひしかるべき

さくらの花が咲いていたのを、見においでになった人に詠んで贈った歌。

私の屋敷の花見をかねてたずねて来る人は、花が散ってしまったあとには
来てくれないでしょうから、さぞ恋しくおもわれることであろう。
# by mteisi | 2010-07-04 19:21 | 古今和歌集
古今和歌集66
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   きのありとも
さくらいろに 衣はふかく そめてきむ
はなのちりなむ のちのかたみに

濃いさくら色に着物をば染めて着よう。やがて桜の花が散ってしまうであろうが、
その後の思い出のよすがとなるように。
# by mteisi | 2010-07-03 19:04 | 古今和歌集
古今和歌集65
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をりとらば をしげにもあるか 桜花
いざやどかりて ちるまでは見む

桜の花は折りとるならば、惜しそうに思われることであるよ。
さここに宿をかりて、散るまではながめよう。
# by mteisi | 2010-06-30 23:35 | 古今和歌集
古今和歌集64
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題しらず
   よみ人しらず

ちりぬれば こふれどしるし なき物を
けふこそさくら をらばをりてめ

散ってしまったならば、いくら恋い慕ってもかいはないのであるから、
今日こそ桜の花を折るならば折ってしまおう。
# by mteisi | 2010-06-29 20:03 | 古今和歌集
田植え
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10:00出発。
毎年恒例の家族で田植えの日。
今年で4回目、もう慣れたものである。
天気予報が美事に当たり土砂降りの中での作業となった。
去年は弁当を作って昼の食事を楽しんだが、
雨と云うことでホカ弁。

雨宿りの場所もなく寸時舎へ行くことに。
ところが杉の大木が道を塞いでいた。
遠回りして行くのも面倒ということで、
味気なく車の中での昼食となった。
なんともまずい弁当だった。

食後の作業は1時間くらいですんだ。
田植え完了ではなく、
昨日苗取りをした分がなくなってしまった。
土砂降りの中苗取りをして、田植えを実行する気力もなく、
今日はここで終了。
15:00丁度だった。
明日から何日かかけて一人でボチボチ植えることになる。
# by mteisi | 2010-06-28 17:35 | 野良しごと
古今和歌集63
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返し
  なりひらの朝臣

けふこずは あすは雪とぞ ふりなまし
きえずはありとも 花と見ましや

今日来たからよいが、もし今日来なかったならば、明日は雪となって散ってしまうものを。
もし消えないでいたとしても、それを花と見ることができようか。
# by mteisi | 2010-06-27 21:18 | 古今和歌集