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孔子323
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六之一
長沮桀溺耦而耕、孔子過之、使子路問津焉、長沮曰、夫執輿者爲誰、子路曰、爲孔丘、曰、是魯孔丘與、對曰是也、曰是知津矣、
長沮・桀溺、耦して耕す。孔子これを過ぐ。子路をして津を問わしむ。長沮曰わく、夫の輿を執る者は誰と為す。子路曰わく、孔丘と為す。曰わく、是れ魯の孔丘か。対えて曰わく、是れなり。曰わく、是れならば津を知らん。
[隠者の]長沮と桀溺とがならんで耕していた。孔子がそこを通られて、子路に渡し場をたずねさせられた。長沮は「あの馬車の手綱を持っているのはだれです。」とうので、子路は「孔丘です。」というと、「それじゃ魯の孔丘かね。」「はい。」と答えると、「それなら渡し場は知っているだろう。[あちこち巡り歩いて道を知っているはずだ。]」といった。
# by mteisi | 2017-06-28 08:06 | 孔子
朝歌6月27日
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am6:16

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あさのともけさもちりきてしろがすみ

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朝友来鳥満天白霞
# by mteisi | 2017-06-27 08:29 | 朝歌
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ツイ・タイ おう・およぶ・したがう
𠂤と辵からなる。
𠂤は行軍のとき、軍社に祭った祭肉・脤肉の形で、
軍の行動するときは常にこの脤肉を奉じて行動するのである。
# by mteisi | 2017-06-27 08:27 | 語源で遊ぶ
萬葉集712
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住𠮷之 名兒之濵邊尒 馬立而 玉拾之久 常不所忘
住吉の 名兒の濵邊に 馬立てて 玉拾ひしく 常忘らえず
雨者零 借廬者作 何暇尒 吾兒之塩干尒 玉者將拾
雨は零る 假廬は作る いつのまに 吾兒の潮干に 玉な拾はむ

澤瀉久孝著「万葉集注釈」7より
# by mteisi | 2017-06-27 08:23 | 萬葉集
孔子322
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楚狂接輿歌而孔子、曰、鳳兮鳳兮、何徳之衰也、往者不可諫也、来者猶可追也、已而已而、今之從政者殆而、孔子下欲與之言、趨而辟之、不得與之言、
楚の狂接輿、歌いて孔子を過ぐ、曰わく、鳳よ鳳よ、何ぞ徳の衰えたる。往く者は諫むべからず、来たる者は猶お追うべし。已みなん已みなん。今の政に従う者は殆うし。孔子下りてこれと言わんと欲す。趨りてこれを辟く。これを言うこと得ず。
楚のもの狂いの接輿が歌いながら孔子のそばを通り過ぎた、「鳳よ鳳よ、何と徳の衰えたことよ。過ぎたことは諫めてもむだだが、これからのことはまだまにあう。やめなさい。やめなさい。今の世に与かるとは危ういことだ。」孔子は[車を]降りて彼と話をしようとされたが、小走りして避けたので、話すことができなかった。
# by mteisi | 2017-06-27 08:12 | 孔子