手製本を作ったら
手の仕事を大切にしたいと、いつも思っている。
そこで、去年の書展「もじMOJI」に児童の手製本と葉書大の作品を展示した。
思いもかけない大反響で、今回は手製本だけを募集した。
各教室の先生方の熱気が伝わってくる、興味深い展示となった。
指導方針に2本の柱がある。
一つは自由な創造力を高める。
もう一つは、上質な古典との出会いである。
この思いを実践した結果が、ここに結集した。
今年も大好評だった。
これから、私が指導した児童13人の作品を少しずつ紹介してみたい。
展覧会での風景
田中岳君の表紙。
花畑公民館で指導している9人のうちの、最年少の2年生。
陶印の田中岳と岳も手製。
思いついた言葉を好きに書かせている。
まだ楽しいという気持ちはないようだ。
ただ、見る方はとても豊かな気分にしてもらえる。