今年も
稲作りに精を出している。
昨日家族総出の田植えをした。長男に花埜という女の子が生まれ、長女に旦那さんができ二人増えるところだったが、旦那さんは仕事で出れなかった。
1年目は猪に全部食べられ2年目は土手を壊して棒に振り、3年目の去年は試しにということで、猪を防ぎやすい狭い空間にフェンスを立てて防御に成功。42キロの米を収穫した。名は「風山叢」。
それで今年は同じ防御方法を広い空間で試している。
去年の田植えは午前中で終わったが、今年は4時迄かかっても終わらなかった。
そして今日は一人で田植え、それでも終わらない。明日には終わらせる予定。
書を志した頃自給自足を実現して、書に収入を頼らないように学べたらよかろうなと思っていた。
実現はいまだにほど遠くて、野良仕事のほんの真似事だけで満足している。
稲作りも三回目、毎年まったく違うことが興ってくる。今年は水で苦労している。
水が溜まらなくてやきもきした。
師匠の中川さんに聞けば簡単だったのだが、何とか解決しようとおもったが、無理だった。
トラクターで水の溜まっているところから掻き均していけばいいと教えてくれた。
1年目はすんなり溜まったものだから、水漏れしか頭になかった。
前の持ち主の鳥飼さんが、丁寧に管理してあったので、水もなんなく溜まったが、
その後、ほったらかしの2年間、これで様子は一変していたのだった。
色々と問題山積だが、景色の素晴らしい自然の中での野良仕事は気分爽快である。
最初の年に全滅した「栄光」という雑草に強い苗を、
中川さんが自分のところが増えてきたからと、1本分けてくれた。
3年もすれば全体に植えることが出来るらしい。
真ん中の苗、「ひのひかり」より相当長い。
大切に育てよう。