青の正字は生に従い、生声。とある。
文字の六義でいえば形声。
上は生で下は月に考えてしまう。
旧書体では下は円に書く。
これは丹が変化したもの。
青は生ずると丹を組み合わせた字。
丹には色々もののがあり、
岩間から生まれる色彩を持つ鉱石を丹といった。
丹朱・丹青があり鉱物質のもので、
変色せず腐敗を防ぐ力があった。
これらの色は古くから神明のことに用いられた。
静は丹青によって清めることをあらわす字形。
丹を取るには深く井戸を掘り下げるので丹井といい、
丹は井中に丹石のあることを・で示した象形の字。
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