西狭頌
漢代の隷書で好きなものの一つ。
横画の終筆を右に払のを八分といい隷書の特徴の一つだが
西狭頌は正方形に近い形で八分が控えめ、
だが、ゆったりと大らかである。
これは平凡社の「書道全集」の付録。
二玄社の「高村光太郎 書」の巻頭の写真に
光太郎の後ろに黄山谷の書が画鋲でとめてあった。
それも書道全集の付録。
かっこよかったので真似てみた。
道
ドウ
みち・みちびく・いう
首と辶とで出来ている。
なぜ道に首なのかというと、
首を携えて道を行くことで、おそら異族の首を携えて、
外に通じる道を進むこと。
除道の行為をいうものであろうと、
白川静はいっている。
道を修祓しながら導くことが、
道の初義であると。
なかなか厳しい。
しかしこの道が老子の「道教」へと
意が高められてゆく。