古今和歌集12
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寛平の御時きさいの宮のうたあわせのうた
    源まざずみ(當純)

谷風に とくるこほりの ひまごとに
うちいづる浪や 春のはつ花

寛平の御時の后宮の歌合の歌。

谷の風にとける氷の間から、ほとばしり出る波が
春の初花である。

企み薄く、早いリズムでサラリと書いている。
行間・粗密の変化は上々。
by mteisi | 2010-04-20 23:46 | 古今和歌集


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