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古今和歌集22
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「歌たてまつれ」とおほせられし時、よみたてまつれる
   つらゆき

かすがのの わかなつつみにや 白妙の
袖ふりはへて 人のゆくらむ

天皇が「歌を献上せよ」と仰せられたときに、よんで奉った歌。

春日野の若菜を摘みに行くのだろうか、
あのように白い着物の袖をひらめかして行くのは。

20点ばかり、荒い繊維が混じった表面のザラつく和紙に書いてみた。
by mteisi | 2010-05-03 20:39 | 古今和歌集


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