UNTIDYから筆筒にもなるし、水差しにも使えると思い手に入れていた。どこの国のものか忘れてしまった。LEADLESSという文字が書き込まれている。
5月25日〜30日までアクロス福岡で「
風花山叢」という展覧会を開催する。書の展覧会は実に面白くないのでお客さんは関係者がほとんで、楽しもうと思って行く人など皆無ではなかろうかと思っている。実際私も現代の書展はほとんど見に行かない。何がそこにあるか予測がつくし、新鮮な個人のアイデアに出合わないからである。お手本を写して展覧会に出品することが書では盗作云々の話にはならず、不可欠な当然の指導法としてまかり通っている。これでは精度の高いものが生まれてこないのも当然であろう。
それで、楽しい展覧会を企画した。書・花・茶の3本立ての展覧会。と同時に書で参加する人達には、それぞれの風花山叢を表現するようにとテーマを設け、一人一人のアイデアが未熟ながらもたくさん詰まっている展覧会になったと思っている。
青竹の中に花と書、そして古竹を使った茶室。一見の価値はあると自負している。
今日は水差しの蓋を作った。畳の下に100年間敷かれていた板を使ってみた。把っては番線を叩き四角にして収めた。いい出来だと自画自賛。