古今和歌集52
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そめどののきさきのおまへに、花がめにさくらの花をささせ給える見てよめる。
   さきのおおきおほいまうちぎみ

年ふれば よはいはおいぬ しかはあれど
花おし見れば もの思ひもなし

染殿の后の御前に花瓶に桜の花を挿させなされてあったのを見てよんだ歌。

年月がたつので、私は年とってしまった。
そうではあるが、こうして美しい花を見ていると、何の心配もない。

自分の娘が皇后となり、その栄えている姿を見て
満足感に浸っている父大臣の心情。
作者は藤原良房、摂政・太政大臣。忠仁公。
by mteisi | 2010-06-15 17:54 | 古今和歌集


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