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古今和歌集85
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春宮(とうぐう)のたちはきのぢんにて、さくらの花のちるのをよめる
   ふぢはらのよしかぜ

春風は 花のあたりを よぎてふけ
心づからや うつろふと見む

東宮の帯刀陣(たちはきのじん)で桜の花の散るのをよんだ歌。

春風は花の咲いているあたりをよけて吹いてくれよ。
桜の花は自分の意志で散りがたになるのか、見さだめようと思うから。
by mteisi | 2010-07-29 19:50 | 古今和歌集


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