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古今和歌集86
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さくらのちるをよめる
   凡河内(おほしかふちの)みつね

雪とのみ ふるだにあるを さくら花
いかにちれとか 風の吹くらむ

桜の花の散るのをよんだ歌。

桜の花が風もなく雪のように静かに散るのでさえも惜しいのに、
どのようにはげしく散れといって、このように風が吹くのであろうか。
by mteisi | 2010-07-30 20:14 | 古今和歌集


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