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古今和歌集95
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うりむゐんのみこのもとに、花見にきた山のほとりにまかれける時によめる
   そせい

いざけふは 春の山辺に まじりなむ
くれなばなげの 花のかげかは

雲林院(いりんいん)親王のもとに、
すなわち花見に北山のほとりに行っていた時によんだ歌。

さあ今日は春の野山に分け入ってしまおう。
そこでもし日が暮れてしまったならば、宿を借りるにしても、
美しい花のかげがないことがあろうか、心配する必要もあるまい。
by mteisi | 2010-08-13 15:47 | 古今和歌集


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