今日は「
桜黐巣」の大野さんに、お誘いされて
美美さんにいった。
扁額の上がりの具合を気にしておられたので、
中川さんの拭き漆の作業の様子をお話ししながら、
おしゃべりで時を過ごした。
帰りに
あまねやによって、
展示品を見ながら、ここでもおしゃべり。
そして、買ってきたのが写真の布。
来年の
アクロスでの「街の一隅」に、
だれかこれに合わせて作品を作れたらいいと思った。
ミラー付きのインドの布に初めて作品を合わせたのが、
師であった
殿村藍田先生。
王朝貴族の作品である仮名を、
インドの庶民的な手仕事に合わせたことに、賛否両論の批評。
なんで、と不思議だった。
それは私にとって、
とても素晴らしい世界の出現であった。
それ以来、インドの更紗やサリーなど雑貨屋さんを覗いては買いあさった。
でも、表具に使えるミラー布を手に入れることはなかった。
最近の私の作風はミラー布を必要としないので、
だれか必要な人は合わせて欲しい。
絞りが表具には難しいかも。