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古今和歌集115
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しがの山ごえに女のおほくあへりけるによみてつかはしける
   つらゆき

あづさゆみ はるの山辺を こえくれば
道もさりあへず 花ぞちりける

志賀の山越えで、偶然大ぜいの女に逢ったのでよんで与えた歌。

私が春の山路を越えて来たところ、
道を避けることもできないほどに一面に花が散っていたことよ。
by mteisi | 2010-09-08 07:38 | 古今和歌集


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