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古今和歌集124
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よしの河のほとりに山ぶきのさきけるをよめる
   つらゆき

吉野河 岸の山吹 ふくかぜに
そこの影さへ うつろひにけり

吉野川の岸辺に山吹の花の咲いていたのをよんだ歌。

吉野川の岸辺に咲いている山吹の花は、
風に吹かれて水底に映っていた影までも、
いっしょに散ってしまったことよ。
by mteisi | 2010-09-19 16:55 | 古今和歌集


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