古今和歌集133
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やよひのつごもりの日あめのふりけるに、
ふじの花ををりて人につかはしける
   なりひらの朝臣

ぬれつつぞ しひておりつる 年の内に
春はいくかも あらじと思へば

三月晦日雨が降っていたのに藤の花を折とって人に贈った歌。

この藤の花は雨に濡れながら、無理に折り取ったのであるよ。
一年のうちには春はもう幾日もあるまいと思ったので。
by mteisi | 2010-10-02 07:54 | 古今和歌集


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