桜黐巣
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桜黐巣の扁額が東屋にかかったというので、写真が送られてきた。
初めは板に墨で書くだけで仕上げたいと思ったが、
板の表情が荒れていたのと、墨が薄くて、
思ったようには上がらなかったので、
漆を塗ることにした。
幸い山で世話になっている中川さんが、
漆をあつかうことが出来るのでお願いした。
拭き漆で何回か塗り重ねて風合いを見るのだが、
3度目の時は赤っぽい色をしていた。
8度塗って深みのある色になった。
初めてのことで白く塗った文字にも、
保護のために塗ってもらったら、
黄色くなってしまった。
それで漆を削って白墨をまた塗ったのだが、
漆にまけてしまった。
たいした痒みでなかったので助かったが、
1ヶ月近く手や足や腹に発疹が出来て、
大変だった。
そんな次第の桜黐巣。
by mteisi | 2010-11-09 07:57 | 自作の書


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